- ツアー
「ビワイチの子」子ども向けサイクリングガイドツアーを開催します!
滋賀県内の4地域で、ガイド付きの安心・安全な子ども向けのサイクリングガイドツアーを開催します!
自転車ごと一緒に電車に乗ることができるサイクルトレインツアーが新登場するなど、それぞれ見どころいっぱいの4ツアー。走るたびに待っている景色と思い出に出会える旅へ出かけてみませんか?
【開催日・スタート地点】
長浜:10月19日(日)奥びわスポーツの森
野洲・守山:11月3日(月・祝)ピエリ守山
米原(サイクルトレインツアー):11月9日(日)JR米原駅
能登川・安土・近江八幡:11月30日(日)能登川水車とカヌーランド
【開催時間】(各日程共通)
第1部 [午前]:8:30受付、9:00スタート、12:00ゴール
第2部 [午後]:12:30受付、13:00スタート、16:00ゴール
【参加対象】
・身長120 cm 以上の小学生・中学生
・ショートコースは、小学校3年生以上中学校3年生以下が対象
・ロングコースは、小学校5年生以上中学校3年生以下が対象
※各コースとも、保護者は1家族(1グループ)1名とし、保護者の参加を必須とします。
【応募締め切り】
長浜:10月5日(日)
野洲・守山:10月19日(日)
米原(サイクルトレインツアー):10月26日(日)
能登川・安土・近江八幡:11月16日(日)
- セミナー
輪学2025第1回「東欧EuroVeloとバルカン半島、3ヵ月間自転車旅報告」(8/29)
輪の国びわ湖推進協議会会長、藤本は、2025年4月から7月にかけて3ヵ月間、旧ユーゴスラヴィアの国々などのバルカン半島諸国とチェコ、ハンガリーなどの東欧諸国を自転車で旅しました。
それらの国々でも自転車利用環境の整備が進んでおり、特にハンガリーはオランダ、デンマークに次いで自転車利用環境が整備されている国となっています。
また、ヨーロッパ全域のサイクリングルートネットワークEuroVeloを実際に走ってみての状況など、実際に現地を長期間走って体感したことの報告を行います。
■日時:2025年8月29日(金)午後7:00から9:00
※終了後に会場近くの店で懇親会を行います。
■場所:チカ守山115号室(JR守山駅西出口からすぐ)
https://chika-moriyama.com
または、オンライン(ZOOM)
■講師:藤本芳一(輪の国びわ湖推進協議会会長、自転車ライフプロジェクト代表)
■参加費:無料
■主催:輪の国びわ湖推進協議会
■問合せ・申込み
「8月29日第1回輪学参加申込み」と記載の上、下記の連絡先にお名前とメールアドレス、参加方法(会場/オンライン)をお知らせください。
輪の国びわ湖推進協議会 事務局
E-MAIL wagaku@biwako1.jp
FAX 050-3730-5843
※お送りいただいたアドレス宛に参加方法など詳細をお送りいたします。
<wagaku@biwako1.jp> からのメールが受け取れるよう設定をお願いします。
※環境保全・地域振興・あなたの健康のため、会場にはできるだけ自転車・公共交通でお越しください。
藤本芳一プロフィール
輪の国びわ湖推進協議会 会長
自転車ライフプロジェクト 代表
自転車マップ作りを中心に、自転車の良さを多くの人に伝え、自転車のファンと適正な利用者を増やしていくための活動を行っている。
これまでに日本全都道府県と海外67ヶ国を自転車で走る。
共著に『ビワイチ公式ガイドブック びわ湖一周・滋賀じてんしゃ旅』(八重洲出版)『サイクルツーリズムの進め方 自転車でつくる豊かな地域』(学芸出版社)等。
「輪学」(わがく)とは
輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ振興の先”をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
脱炭素やウェルビーイングが求められる現代、自転車利用は世界的に大きな期待を集めています。気候危機を脱し、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
- セミナー
まちと交通の未来づくりフォーラム【第1回】「住み続けられる まちと交通」(8/23)
「ずっと住みたい」と思えるまちは、どんなまち ?
暮らしやすさ、生きやすさ、幸せは、「移動」を軸に考えると見えやすくなってくる!
魅力的なまちをつくった先進地のお話を聞いて、自分で現場を見に行って、一緒に考えましょう。
クルマ中心の暮らしを選択する人が増え、バス路線が減りゆく中、 滋賀県では現在「地域交通計画」の策定に向けて準備が進められています。県民からは公共交通が不便であることに多くの不安や不満の声が寄せられています。
公共交通のあり方については「日本の常識は世界の非常識」と言われています。
では、私たちはこれからの滋賀の常識をどうつくる?
ずっと住み続けられる幸せなまちをみんなで目指してみましょう。
登壇者の写真、プロフィールはこちらをご覧ください。
【第 1 回フォーラム】「住み続けられる まちと交通」(全体会)
日時:2025年8月23日(土) 13:30-16:30
場所:草津市立市民交流プラザ 大会議室(JR南草津駅東口 フェリエ南草津5階)
プログラム:
基調講演「住み続けられるまちを支える交通の話」
藻谷浩介さん(地域エコノミスト、(株) 日本総合研究所 主席研究員)
報告「滋賀県の交通問題 地域交通ワークショップから」
佐々木和之さん(びわこ学院大学非常勤講師、水色舎代表)
トークライブ「ずっと住みたい幸せのまちを目指して」
藻谷浩介さん(地域エコノミスト)
楠田悦子さん(モビリティジャーナリスト)
塩見康博(立命館大学 理工学部 環境都市工学科 教授))
進行 宇都宮浄人(関西大学経済学部教授 / やさしい交通しが代表)
フィールドワークで地域とつながろう! 彦根、日野、草津をモデルに
※総合司会 井上麻子さん(ラジオパーソナリティ)
主催:人と環境にやさしい交通まちづくりプラットフォーム滋賀
人と環境にやさしい交通まちづくりプラットフォーム滋賀
人と環境にやさしい交通まちづくりプラットフォーム滋賀
人と環境にやさしい交通まちづくりプラットフォーム滋賀
人と環境にやさしい交通まちづくりプラットフォーム滋賀
人と環境にやさしい交通まちづくりプラットフォーム滋賀
人と環境にやさしい交通まちづくりプラットフォーム滋賀
フォーラムは、11月30日(日)の第5回まで続きます。
詳しくはこちらをご覧ください。
- イベント
補助輪外し教室を開催します!(6/8)

- イベント
サイクリストが「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ おもてなし一斉清掃」に参加します!(6/20)
サイクリストの積極的な社会貢献の機運を醸成するため、令和4年度から継続して「琵琶湖を美しくする運動」に参加し、自転車で移動しながらサイクリングロードや地域の生活道路等の清掃を実施しています。
今年は、「わたSHIGA輝く国スポ総合開会式」(9/28)の100日前となる6月20日(金)に、平和堂HATOスタジアムと松原浜で実施される『おもてなし一斉清掃』に合わせて、サイクリストの清掃活動を呼びかけます。
参加は事前申込となり、5月27日(火)から6月13日(金)まで、しがネット受付サービスで募集しています。
概要
実施日:6月20日(金)
集合時間:8時30分
集合場所:米原市役所駅側正面玄関「市民広場」
移動ルート:米原市役所→烏帽子岩→松原浜
参加者:20名程度(先着順とさせていただきます。次のURLもしくは次の2次元コードからお申し込みください)
協力:米原市(市役所駅側正面玄関「市民広場」の利用)
※詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/bosyuu/344314.html
- イベント
子どもから大人まで楽しめるサイクリング体験会を開催(5/17)
ゴールデンウィークが終わり、春もそろそろ終わりに近づいてきましたね🍃
今回は、楽しいお知らせをお届けします👀
5/17(土)、子どもから大人まで楽しめるサイクリング体験会を開催します!
スポーツバイクやタンデム(2人乗り用の自転車)のほか、今年は新たに「水素自転車」が仲間入りです👏
かっこいい水素自転車の走りをぜひ体感してみよう!
日時:2025年5月17日(土)
10:00〜15:00
場所:希望が丘文化公園 スポーツ会館前
(西ゲートより御入場ください)
(滋賀県野洲市北桜978)
参加費:無料
※前日正午の時点で野洲市の降水確率が50%以上と予報されている場合は、イベントを中止とさせていただきます(気象庁の天気予報参照)。
みなさまのお越しをお待ちしております🚴♂️
- 「びわこじてんしゃ」より
愛車じまん
佐々木 和之さん(滋賀県湖南市)
「びわこじてんしゃ2024 秋 Vol.24」より
Croozer Cargoのサイクルトレーラーまで含めて私の愛車。
トレーラーの良いところは、積載方法を難しく考えなくても多くの荷物を放り込め、かつ自転車の高い位置に荷重がかからないこと。
カゴがあっても、重ければハンドルがふらつきますし、かさばるものは積みきれないという自転車の欠点を克服します。
野鳥の調査や、容積の大きい荷物の移動で活躍しています。
- 「びわこじてんしゃ」より
ビワイチコミュニティ
近江の街道を走り、雛人形をめぐる旅
「びわこじてんしゃ2024 秋 Vol.24」より
来春のサイクリングに是非! 近江の雛人形めぐり
3月に輪の国びわ湖・女子部のメンバーで雛人形をめぐるサイクリングツアーに出かけました。
まずは、どこで、いつ、どのような雛人形めぐりがあるかをチェック。2024年度は、東近江市では五個荘で、豊郷町では豊郷小学校旧校舎群で、近江八幡では新町通り界隈で雛人形めぐりが開催されていました。
米原駅に輪行、自走、そしてレンタサイクルと、それぞれのスタイルで集合。近江鉄道サイクルトレインに乗って五個荘駅へ、自転車をそのまま載せる体験を楽しみます(時間帯や駅によっては自転車が載せられないことがあるので、必ず事前に確認を!)。
駅前の地図で場所を確認して、いざ五個荘のまちへ。
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された五個荘金堂地区では、中江準五郎邸、外村繁邸、藤井彦四郎邸、近江商人博物館、金堂まちなみ保存交流館などで雛人形が展示されています。
ここでは、2か所を選んで見学、御所風の立派な雛人形や、創作雛人形の美しさにおもわずため息が出ました。
五個荘から中山道にもどり、愛知川宿へ。本陣跡の愛知川ふれあい本陣で昼食休憩。ここは、伝統工芸品のびんてまりが有名ですが、ちょっと高いので、お土産に可愛いキーホルダーやピアス(これもお手製です)がおすすめ。
ふれあい本陣から少し行ったところにある和菓子屋「しろ平老舗」に立ち寄り、気に入ったお菓子を購入し、一路、間の宿・豊郷へ。
豊郷小学校旧校舎群はヴォーリズ建築で、アニメ「けいおん」の舞台となったところでもあり、若者にも人気のスポットです。校舎の見学と、観光案内所で展示されている雛人形を見て回りました。
ここからは中山道を一路北へ、高宮宿から鳥居本宿へと走りました。鳥居本宿の無料休憩所・鳥居本宿交流館で一休みと帰路の相談。ここから米原へ帰るのには三つの選択肢があります。
鳥居本駅から近江鉄道に乗って米原駅へ(一番楽!)、中山道を離れて米原までサイクリング、そして中山道を北上して番場宿から米原駅をめざす(これは近江の中山道では唯一の峠越えルート)。結局、二番目を選択し、米原駅へ向かいました。その時の体調に合わせて選べるので、安心して走れました。
近江の街道サイクリングを楽しみましょう!
ビワイチもいいけれど、びわ湖からちょっと離れてのサイクリングも楽しいです。滋賀県では、ビワイチ・プラスとしてマップがあり、ビワイチルートから誘導看板でも案内してくれるので、気軽に “ちょっと寄り道”ができます。
近江(滋賀県)のサイクリングの楽しみは、何といっても街道めぐり。
東海道、中山道、北国街道、朝鮮人街道、八風街道、鯖街道……
京の都と地方を結ぶ、人やモノが行き交った往時を偲ぶことができる数々の歴史資源とあわせ、人が行き交った道はゆるやかなカーブなど、風景を楽しみながら自転車で走るのに適した道です。
今回のおすすめは、中山道。京都の三条を発し、大津から草津へ。草津宿で東海道と分岐し、守山から野洲、近江八幡、彦根、米原をとおって岐阜へとつづく中山道は、初心者の方にもおすすめのサイクリングコースです。
おすすめポイントその1
快適なレンタサイクルができるところがたくさん(浜大津、瀬田、安土、彦根、米原 etc.)
おすすめポイントその1
サイクルトレインでワープ! 中山道の武佐宿から鳥居本までは近江鉄道とほぼ並行しているので、どこでも利用可能。米原駅からは番場宿、醒井宿はわりと近い。
おすすめポイントその1
季節毎のお楽しみがある! 2~3月は商家に伝わる雛人形めぐり、夏には各宿場で特徴ある宿場まつりを見学。
- 「びわこじてんしゃ」より
輪の国スタッフおすすめ お立ち寄りスポット
Biwako Tourism Baseを出発し、 新しいびわ湖の旅へ
「びわこじてんしゃ2024 秋 Vol.24」より
新たなサイクリング拠点が誕生
この春、瀬田にできたびわ湖サイクルツーリズムの拠点、Biwako Tourism Base(以下BTB)は電動アシスト自転車を利用したガイド付き自転車ツアーを主宰する旅行会社です。
ビワイチサポートステーションののぼりの立つ店舗は旧東海道に面しています。扉を開けると滋賀の観光情報がずらり。目を引くのはオランダのVOTANIブランドのQ3、H3という20インチのお洒落な電動アシスト自転車。スポーツ自転車に慣れない人にも乗りやすいタイプで、レンタサイクルとしても利用できます。
ここを起点にどんな旅ができる?
「今からレンタサイクルで楽しむならおすすめは?というお客が来たら、どんな提案をされますか?」
たとえば、瀬田川沿いを南郷の洗堰まで行くプラン。足を伸ばすなら寿長生の郷(すないのさと)へ。ランチは瀬田唐橋近くでしじみのかき揚げ蕎麦、石山寺門前でうなぎやしじみ飯、あるいは対岸でイタリアン。文化財級の建物の銭湯への立ち寄りも。
または、近江大橋を渡り旧東海道へ歴史や鉄道遺構を訪ねる旅。道中たくさんの和菓子屋さんや朝しか手に入らないうなぎの焼きおにぎりのお店も。
自然を味わいたい人には、広い公園のある文化ゾーンへ。美術館や図書館、お茶席も楽しめます。途中にはボリューム満点のちゃんぽん店やパン屋、かき氷。坂を登りますが電動アシストだから楽々……と、次々プランを紹介いただきました。
求めるびわ湖旅をカスタマイズ
オーナーの一丸剛さんはびわ湖と滋賀が大好きで、その魅力を多くの人に伝えたくて脱サラし、BTBを立ち上げました。県内各地をくまなく回り情報収集に余念がないため、びわ湖の見どころをたっぷりご存じです。
「ここは絶対に案内したいという場所は?」と尋ねると、「私が見せたい景色はありますが、むしろお客様の興味や心情に合わせてその人に合った滋賀の風景へお連れし喜んでいただければ、それが一番うれしいです」と。
BTBはビワイチ以外の楽しみ方もしたい人、自転車好きでない人と一緒に出かけたい人にぴったり。この秋は三つのツアーが催行される他、希望に応じたオリジナルツアーも組んでもらえます。走り出したい駅まで自転車を準備してくれるし荷物の搬送もバッチリ。びわ湖の旅に迷ったらまずは相談してみてはいかがでしょう。
(南村 多津恵)
Biwako Tourism Base
滋賀県大津市一里山1丁目24-11
https://biwako-tourismbase.com/
- 「びわこじてんしゃ」より
びわ湖の快適・安全な走り方
白鬚神社前に県内初の自転車レーンが誕生!
「びわこじてんしゃ2024 秋 Vol.24」より
あの難関箇所が変貌
高島市内の国道161の白鬚神社前と言えば、ビワイチの難関箇所トップ3に長らく入っていた。南北を結ぶ道路がこの付近で1本にしぼられ、直線でもあるため、大型車を含めた交通量が多い上に速度も高く、車道の左側を走るのは相当慣れたサイクリストでないと怖くて無理だという場所だった。本誌18号には、10歳の子がここについて「大型トラックの巻き起こす風で自転車ごと倒れないよう、泣きたい気持ちになりながら走りました」という体験記を寄せてくれている。私も仲間とのファンライドではいつも、山側の細く段差のある歩道を逆走していた。
しかし、ここ数年はその道路整備が徐々に進んできているのを見てきた。
2022年5月に走ったときには立派な自転車走行空間が整備されていることに感激した。近江高島駅から南下し、湖岸に出る手前で国道161の下をくぐると車道左側にスムーズに出られる。そこには、自転車通行指定位置を示す見慣れた青色破線ではなく、青色実線とビワイチマークが路面に描かれ、そこにはみ出さないようにお行儀よくクルマは走っていた。自転車走行位置の幅は一番狭いところでもクルマの危険を感じなくて済む程度の広さはあった。安心感を持って快適に走ることができ、清々しい気分になれた。
これからは楽しく走れると思っていたら、今年3月に「白鬚神社前に自転車レーンができた」というニュースが飛び込んできた。私が走ったあれは自転車レーンではなかったのか?
そもそも自転車レーンとは?
調べると、道路交通法に基づく「普通自転車専用通行帯」の指定を受けているかどうかの違いがあり、「自転車レーン」には自転車専用を記した標識の設置と路面標示が必須だという。つまり、2024年2月までのここは法的拘束力のない自転車ナビマークがあるのと同じようなものだったわけだ。そして3月からはクルマやバイクは指定位置を通ることができず、また自転車が走る際には必ず指定位置を通らないといけないことになったと。ううん、ややこしい。走る側の意識としてはほぼ変わらないだろうが。
滋賀にもっと自転車走行空間の整備を!
ここが県内初の自転車レーンであり、今後ビワイチルートに増えていく予定だそうだ。期待すると共に、日常乗りをするサイクリストとしては、車道と完全に分離された自転車の走行位置指定を生活道路にも進めてほしい、と思うのであった。
(南村 多津恵)
- 「びわこじてんしゃ」より
輪の国なう!
第5回エコ交通セミナーを 開催しました
「びわこじてんしゃ2024 秋 Vol.24」より
輪の国では、メンバーがワイワイと交流しながら、各事業を進めています。「輪の国なう」では、そういったわたしたちの旬な動きをちょっと紹介します。
輪の国びわ湖は自転車まちづくり団体です
輪の国びわ湖推進協議会はビワイチ推進団体という側面もありますが、自転車や公共交通を使いやすくすることで滋賀県を子々孫々までが快適で幸せに暮らせるようにするための活動を行う自転車まちづくり団体というのが本当の顔です。
そんな輪の国びわ湖では、2017年から一般社団法人滋賀グリーン活動ネットワーク(SGN)のエコ交通研究会の事務局を担っています(発足当時は滋賀グリーン購入ネットワーク・エコ通勤研究会)。この研究会は、事業者、行政、市民団体が参画し、滋賀県内の事業所が通勤や事業での移動を車から自転車や公共交通などに移行するエコ交通を啓発および支援する取組を行っています。
SGNエコ交通研究会で公開セミナーを開催
7月23日にエコ交通研究会5回目の公開セミナー「気候危機と人手不足の時代を三方よしの交通で乗り切ろう 持続可能な社会への事業者・行政・市民の挑戦」を開催しました。
公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団の岡本英晃さんに「環境にも地域社会にもやさしい交通を目指して」と題して持続可能な交通(EST)についてお話しいただきました。続いてエコ交通研究会から3人が「環境経営と健康経営の実践による効果」「自転車通勤による健康増進と医療費の削減」「大津市のバス環境から考える公共交通の役割」について研究や実践の報告を行い、滋賀県交通戦略課から「公共交通を利用した通勤への取組」として近江鉄道線やJR草津線の活性化の取組について発表いただきました。最後は輪の国びわ湖の佐々木事務局長の進行でパネルディスカッションを行い、エコ交通に一歩が踏み出せない事業所へのアドバイスなどが提示されました。
学生、企業・行政職員、地方議員の方などが参加され、熱心にメモを取られていました。
時代はエコ交通=持続可能な交通
気候変動の抑制や交通難民の生じない社会づくりのために、交通を持続可能に変えていくことは世界中で必須の課題です。車社会である滋賀県でも交通システムを変革しなければなりません。輪の国びわ湖はエコ交通研究会の仲間と共に、その実現のために活動していきます。
(SGNエコ交通研究会事務局 南村 多津恵)
- 「びわこじてんしゃ」より
女子的ちゃり生活
レンタサイクルであそぶ滋賀・びわ湖
「びわこじてんしゃ2024 秋 Vol.24」より
冬美)この夏も暑かったねえ。涼しくなったらまたみんなで走りたいな。次はどこ行きたい?
真秋)近江中山道グルメポタ、小椋神社で自転車お守りを買う、知内川サイクリングロードとメタセコイア並木、桜の季節に海津大崎と奥琵琶湖パークウェイなど狙ってます!
夏香)びわ湖の魅力は自然が楽しめることと、なんたって平坦で快適な道。……って、小椋神社とか奥琵琶湖パークウェイって山やん!
冬美)みんな坂キライよね。いっそ電動アシスト車をレンタルして行っちゃう? 瀬田にいいショップできたよ。(※おすすめ立ち寄りスポットの記事を参照)
夏香)滋賀ってレンタサイクルが素晴らしいですよね! レンタルでビワイチなんて最初はすごく不安でしたが、きちんと整備されてて感心しました。
小春)びわ湖は信頼できるレンタサイクル店がいくつもありますからね。ビワイチもいいけど、地域をめぐるのもいいよね。
夏香)そうそう。歴史ある街道やら、神社やら、遺跡も魅力ですね。以前に走った米原は清流の美しさが魅力でした。街道ならではの独特の道幅、昔からあるお店など、人の営みというか、歴史のロマンがあって、いいです。老舗の甘味処も全部美味しい!
小春)私は海津から高島あたりをまったり、カフェなどに立ち寄りながらポタリングをしてみたいな。湖東なら米原や彦根も安土も草津も浜大津もレンタサイクルがあるので、駅から30~50kmくらいで、その土地その土地の歴史文化に触れながら、地元のお店めぐりもしてみたいですね。
露子)昔、レンタサイクルを利用して近場の彦根城あたりを散策したらとても心地良くて、それを機にスポーツバイクを購入しました。ストレス解消にもなるし、自然を直に肌で感じるので。季節の変わり目やびわ湖の風も感じながら時間がまったり通りすぎる非日常が好きです。細い路地なんかにあるスイーツ店にも道を探しながら行けるのでとっても幸せ。
冬美)レンタルでも、輪行でも、自走でも、びわ湖の魅力を味わうにはやっぱり自転車よね。
真秋)あー、どこか行きたくなってきた。またグループライドのお誘いをみんなにかけますね!
(輪の国びわ湖女子部・編)
- お知らせ
2025年4月26日~11月3日まで!! 木之本合同庁舎をビワイチの駐車場として使用できます!
県内外から車でお越しのビワイチを楽しまれる方が、ビワイチをされている間、車を駐車できるよう、下記の期間、木之本合同庁舎駐車場の一部を無料開放しますのでお知らせします。
(1)利用可能期間
令和7年4月26日(土)~令和7年11月3日(月)のうち土曜日、日曜日および祝祭日
※期間中は、終日利用が可能です。
※複数日にわたる利用も可能です。
(2)駐車場の場所
木之本合同庁舎(長浜土木事務所木之本支所)
長浜市木之本町黒田1234
(3)駐車可能台数
20台
- イベント
ナショナルサイクルルート スタンプラリー 第1次ナショナルサイクルルート3本を制覇せよ(4/18〜8/31)
・実施期間:2025年4月18日(金)〜2025年8月31日(日)
・実施内容:ナショナルサイクルルートを巡るサイクルスタンプラリー(デジタルスタンプラリー)
各スタンプスポットを巡り、スタンプ数に応じて、全3ルートや各地域、ナビタイムジャパンのオリジナルグッズなどをプレゼントします。
・実施場所:茨城県、滋賀県、広島県・愛媛県
・参加方法:『自転車NAVITIME』アプリをダウンロードし、「サイクルスタンプラリー」ページから参加。
GPSをオンにした状態で、対象のスポットを巡ってスタンプを獲得します。
・詳細URL:https://sports-business.navitime.co.jp/cycle/event/national_cycle_route_202504
<各賞、スタンプラリースポット>
・第1次ナショナルサイクルルート制覇賞(全41箇所)
・つくば霞ヶ浦りんりんロード完走賞(全14箇所)
・つくば霞ヶ浦りんりんロード半走賞(7箇所以上)
・ビワイチ完走賞(全15箇所)
・ビワイチ半走賞(8箇所以上)
・しまなみ海道サイクリングロード完走賞(全12箇所)
・しまなみ海道サイクリングロード半走賞(6箇所以上)
※各ルートの完走賞は、アプリのルート内で指定された全てのスポットにチェックインすることが条件となります。
■『自転車NAVITIME』アプリ ダウンロード
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id447024088?mt=8
Android OS:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.cycle
■ナショナルサイクルルートについて(国土交通省HP)
https://www.mlit.go.jp/road/bicycleuse/good-cycle-japan/national_cycle_route/
■『自転車NAVITIME』を活用したサイクルスタンプラリーの実施に関するお問い合わせ先
下記サイトの「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。
https://touring.products.navitime.co.jp/cycletourism/
- イベント
北の近江サイクリングスタンプラリー スプリングシーズン開幕!(4/26〜6/29)
北陸新幹線「敦賀」開業や2026年大河ドラマのテーマに決定した『豊臣兄弟!』などにより、これまで以上に滋賀県北部への注目度が高まっている中、サイクリングによる気軽な地域の周遊観光を促進するため、以下のとおり「ビワイチサイクリングナビ」アプリを活用したデジタルスタンプラリーを開催します。
実施期間:4月26日(土)~6月29日(日)
概要
滋賀県北部3市(長浜市、高島市、米原市)を「自然、歴史、食」をテーマに自転車で巡るサイクルスタンプラリーです。北部3市の見所に加え、北陸新幹線「敦賀」開業により繋がった北陸3県(富山県、石川県、福井県)にもスポットを設定しています。
スタンプを集めて、滋賀県北部、北陸を周遊しましょう。
日時:令和7年4月26日(土)~6月29日(日)。景品応募期限:7月6日(日)
主催:滋賀プラス・サイクル推進協議会
協力:長浜市、高島市、米原市、びわ湖高島観光協会、富山県、石川県、福井県、株式会社ナビタイムジャパン
景品:北部3市(長浜市、高島市、米原市)や、北陸3県(富山県、石川県、福井県)の豪華特産品が抽選で当たります。
関連サイト:滋賀プラス・サイクル推進協議会(https://pluscycle.shiga.jp/)
その他:令和7年10月4日(土)~11月30日(日)の期間に「北の近江サイクリングスタンプラリーオータムシーズン」を開催予定です。
- ツアー
新緑の中で深呼吸!旧草津川でヨガ&サイクリングしませんか?(4/29)
「最近、ちょっと運動不足かも……」「自然の中でリフレッシュしたいな」って思ってるあなたにピッタリ!
風が気持ちいいこの季節、旧草津川のせせらぎを聞きながら、のびやかな公園ヨガで心と体をリラックスしませんか?
ヨガで心地よく体をほぐした後は、サイクリングで風を感じながら、藤の花が美しい三大神社へ
健康的な美しさをチャージできる、最高の休日になること間違いなし!
詳細はこちら!
イベント名: 旧草津川 de ヨガ&サイクリング
開催団体: ヨガ&サイクリング部
日時: 4月29日(火・祝)9:00~12:00(8:30集合)
内容: 公園ヨガと旧草津川サイクリング(藤の三大神社へ)
雨天時: 残念ながら中止……でも、2日前にちゃんと連絡しますね!
イベント時間: 約210分
参加人数: 限定10名!急いでー!
参加料: なんと無料!気軽に参加できちゃいますね:blush:
事前予約: https://forms.gle/nbNGgbs33So4RnPK7
もちろん、当日参加もOKですよ!
連絡先: susanowo8@gmail.com
さあ、あなたも一緒に、気持ちのいい汗を流して、心も体も喜ぶ一日を過ごしませんか?きっと素敵な思い出ができますよ!
- お知らせ
認定証 TeamKeepLeft会員割引を終了
TeamKeepLeftは2024年度をもって会員制度を終了したため、びわ湖一週サイクリング認定証のTeamKeepLeft会員割引も2025年3月31日をもって終了しました- ツアー
忍びの里と春の茶畑グリーンサイクリング(5/8)
5月は新茶の季節。
甲賀忍者で有名な甲賀市は土山や朝宮と言った茶所が広がります。新緑が美しい初夏の風景の中を自転車で軽快に駆け抜けてみませんか?
忍者達が今にも飛び出しそうな歴史風情ある街道を抜け、土山のカフェにてちょっとめずらしい「スモ―ブロー」ランチを。午後は茶摘み真っ最中の製茶園にてお茶の話を聞きながら、茶畑の中で新茶を試飲していただきます。
日程
2025年5月8日(木)10時~17時
集合場所
JR草津線・貴生川駅北口
料金
お一人様:18,900円(税込)
(ツアー料金に含まれるもの)
サイクリングガイド、自転車、ヘルメット、昼食✕1、サポートカー1台、製茶園ティータイム
定員
6名 (最低催行人員:4名)
※詳しくはこちらをご覧ください。
https://biwako-tourismbase.com/tour/VwzBmTx6
- ツアー
【ガイド付き】びわ湖・瀬田川ガイド付サイクリングツアー(滋賀 大津)〔随時受付〕
近江大橋と瀬田川周辺のエリアをめぐる、ガイド付きのサイクリングツアーです。
地元ガイドがサイクリングならではの見どころをご案内。びわ湖のサイクリングで心も身体もウェルネスになってください。
レンタサイクルやヘルメット一式含まれています。手ぶらでご参加ください。
ツアー基本サービス
電動アシスト自転車(VOTANI)レンタル
サイクリングガイド1名
基本催行条件
自転車走行 約16km
所要時間 3時間程度
定員 2~6名
※詳しくはこちらをご覧ください。
https://biwako-tourismbase.com/tour/0jPdqqcU
- ツアー
【セルフツアー】アートを感じるミホミュージアム&信楽窯元サイクリング(滋賀 信楽)〔随時受付〕
ミホミュージアムと信楽窯元の里をめざすセルフ型サイクリングツアーです。
専用マップを手に、アート&サイクリングで心も身体もウェルネスなひと時をお楽しみください。坂道も楽々な電動アシスト自転車。初心者でも安心です。
ツアー基本サービス
電動アシスト自転車(VOTANI)レンタル
セルフガイド用ガイドブック(英語版)
手荷物お預かり、自転車回収&手荷物お届け
電話、メッセージアプリによるトラブルサポート
基本催行条件
自転車走行 約27km
所要時間 3時間程度
定員 1~5名
※詳しくはこちらをご覧ください。
https://biwako-tourismbase.com/tour/YaH6-zg5
- お知らせ
「米原駅オリジナル御来駅印」付きレンタサイクルプランを実施
2024年10月に東海道新幹線が開業60周年を迎えたことを記念し、米原駅を訪れたことを記念する「御来駅印」と、米原駅周辺の鉄道に関するスポットを紹介する「鉄道ゆかりの地マップ」を特典とするレンタサイクルプランを実施します。
鉄道の町として発展してきた米原駅周辺には、鉄道に関する施設や歴史を感じられるスポットがたくさんあります。ぜひこの機会に、米原を自転車で楽しみましょう!
購入方法
東海道・山陽・九州新幹線の沿線の観光コンテンツを購入できるEXサービス(EX旅先予約)にて購入できます。申込みの際は「エクスプレス予約」または「スマートEX」の会員登録が必要です。
開始時期:令和7年3月17日(月)
料金:電動自転車1,300円、普通自転車800円
特典について
①米原駅オリジナル御来駅印
米原市を代表する観光資源の「伊吹山」や「梅花藻」、滋賀県のシンボルである日本最大の湖「琵琶湖」と新幹線のデザインを組み合わせたオリジナル御来駅印。御来駅印とは、駅を訪れた際に収集できる寺院や神社の御朱印に倣ったものです。
②自転車で巡る「鉄道ゆかりの地マップ」
米原駅周辺の鉄道にゆかりのあるスポットを集めた散策マップ。JR東海米原駅長のイチオシスポットや、電車や新幹線の撮影スポット、鉄道にまつわる小話など鉄道ファンに向けた内容を掲載しています。
※②自転車で巡る「鉄道ゆかりの地マップ」はプラン購入者以外にも無料で配布を予定しています。
- ツアー
macchi cycles10周年記念ビワイチライド(5/31-6/1)
滋賀県で活躍するオーダーフレーム『macchi cycles』が10周年記念の1泊2日のビワイチライドを開催します。
よりビワイチを楽しんでもらえるようにビワイチのサイクルガイドにお願いして、より楽しいビワイチを計画していただきました! もちろん、サイクリングガイドも一緒に走ります!
1泊2日のビワイチですが、1日だけの参加も途中参加、途中離脱も可能。
macchiに乗る方もそうでない方も大歓迎です。
開催概要
開催日:2025年5月31日(土)〜6月1日(日)
定員:30名
参加費(税込)
①ライド2日間+宿泊:18,000円/名
②ライド2日間+夕食BBQのみ参加・宿泊無:11,000円/名
※ライド1日でも夕食有の場合は同額です
③ライド1日のみ:5,000円/名
※1日目のみ、2日目のみの方
ツアー代金に含まれるもの
サイクリングガイド代、宿泊代(宿泊の方)、夕食代(夕食有の方)、保険
macchi 10周年Tシャツ
*昼食は選択できます。(詳しくは申し込みフォームにて)
※詳しくはこちらをごらんください。
http://mackyrock.blog.fc2.com/blog-entry-499.html
旅行企画・実施
滋賀県知事登録旅行業第3-279 全国旅行業協会正会員
ビワコツーリズムベース(合同会社輪な道)
〒520-2153 滋賀県大津市一里山1丁目24-11
国内旅行業務取扱管理者:一丸 剛
<お問合せ>
077-532-7863
wanado0710@gmail.com
- ツアー
旧東海道・北国海道 湯めぐりサイクリング(3/16)
- 動画
サイクルツーリズムシンポジウム2024「サイクルトレインは地域活性化の鍵となるか自転車と公共交通でつくる新しい旅と日常の形」
2025年2月16日(日)に開催したシンポジウムです。
列車に自転車をそのまま載せられるサービス、サイクルトレインは、ヨーロッパなどではすでに一般的であり、休日に自転車を列車に載せて遠方までサイクリングに出かける光景も珍しくありません。
日本では、自転車の車輪を外して袋に入れ、列車に持ち込む「輪行」という方法が一般的ですが、初心者にとってはハードルが高いものです。しかし近年、サイクリングによる地域の魅力発信や、鉄道利用の促進を目的に、日本でもサイクルトレインが増加しています。
今回のシンポジウムでは、国土交通省等で自転車活用推進、公私とわずサイクルトレイン等を拡げる運動に取り組んでこられた金籠史彦さんから自転車と公共交通、それらの相互連携による交通まちづくりのお話を伺います。
また、各地でサイクルトレインに取り組んでいる鉄道会社から、その取り組み内容、利用状況、課題についてお話を伺い、今後サイクルトレインが果たす役割、そして日本でサイクルトレインをさらに普及させるために必要なことを参加者の方も交え、考えていきます。
内容
基調講演
「自転車×公共交通」 金籠 史彦 氏
事例紹介
・近畿日本鉄道株式会社 名古屋統括部 運輸部 営業課 課長 山本 淳 氏
・JR西日本 和歌山支社 地域共生室 課員 大石 有希子 氏
・近江鉄道株式会社 鉄道部 鉄道営業課 課長 和田 武志 氏
パネルトーク
・パネリスト
金籠 史彦 氏
山本 淳 氏
松田 彰久 氏(JR西日本人財戦略部 担当部長・元和歌山支社副支社長)
和田 武志 氏
・コーディネーター 南村 多津恵(輪の国びわ湖推進協議会/くうのるくらすの創造舎)
主催
歴史街道推進協議会、輪の国びわ湖推進協議会
後援
近畿日本鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、近江鉄道株式会社