輪の国なう! オンラインで! 輪学(わがく)2020始まりました

「びわこじてんしゃ2020 秋 Vol.16」より

輪の国では、毎月メンバーがワイワイと交流しながら、各事業を進めています。「輪の国なう」では、そういったわたしたちの旬な動きをちょっと紹介します。

 輪の国びわ湖推進協議会では、自転車周辺の知識や動向を学び、また自転車に関心のある人たちをつなぐため、公開での学習会「輪学」を継続して開催しています。
 今年もやるぞと企画を温めていたところに新型コロナ襲来。これまでのように部屋に集まって顔を付き合わせての会合が難しくなってしまいました。
 でも集いたい、学び合いたい、ならばネット上でやってしまえということで、2020年度は「オンライン輪学」を6月より月1回のペースで始めました。

 第1回は6月26日「一周して見えてきた、台湾のサイクルツーリズム戦略」。輪の国びわ湖の藤本芳一会長が、2019年に走破した台湾一周サイクリングの報告をしました。

 第2回は7月31日「サイクルツーリズムの聖地を支える愛媛・しまなみの自転車まちづくり─2019視察報告」。2019年10月に学芸出版社から発行した「サイクルツーリズムの進め方─自転車でつくる豊かな地域」に先立ち、昨春に先進地を視察した報告を私、南村がしました。

 その後は以下の企画が続きます。

*8月28日(金)第3回「旧街道の自転車旅はサイクルツーリズムの切り札となりえるのか」話題提供:井上 寿(ひさし)さん 株式会社ライダス代表取締役

*9月25日(金)第4回「訪れてうれしい、暮らして楽しい これからの『まちと交通』について考える」話題提供:正司健一さん(神戸大学名誉教授,NPO法人 持続可能なまちと交通をめざす再生塾 理事長)

*10月25日(金)第5回「『自転車競技連盟』の新しいカタチを考える─競技一辺倒からの脱却」話題提供:森 貴尉(たかやす)さん(一般社団法人自転車競技連盟)

 足を運ばなくて済むぶん参加しやすくなったのか、初めての顔が今年は見られています。サイクルツーリズムに取り組まれている遠方地域の方も参加してくださり、地域間交流にもなっています。
 開催スケジュールをメルマガ等でお知らせするほか、びわ湖一周Webサイトには過去の動画も掲載しています。学びと交流の場にあなたもお気軽にご参加ください。

(南村 多津恵)

女子的ちゃり生活 Withコロナのサイクリングは?

「びわこじてんしゃ2020 秋 Vol.16」より

冬美)コロナ大変だよね。自粛期間中は自転車に乗ってた?

夏希)トイレもどこにも寄らずにソロで走ってましたよ。お店も開いてなかったし、食べる目的ではなく運動目的にシフトしました。ちょっと長く走る時なんか、オムツいるかと思いましたわ(笑)。

冬美)普段なら立ち寄った場所でトイレ借りられるけど、軒並み閉まってたもんねぇ。

小春)私は「人との接触を極力避ける」と言われてたから、人と会わないように近所を小1時間散歩するにとどめてました。自転車だと距離がのびるし、人里離れたところというと山になるしね。

冬美)それはつまり、坂は上りたくないという?(笑) うちもつれあいが誘ってくれたけど、私が坂を嫌がるから、行くところが限定されるとぼやかれちゃった。それでもお弁当とおやつ持って、郊外を2回走ったよ。

真秋)私は子どもが休校中で家にこもりっきりになるので、運動のためにサイクリングに誘いましたが、スポーツ好きでない子どもたちは、道中のランチとかスイーツがないとついてこない(笑)。断念しました。

小春)やっぱり目の前においしいものをぶら下げる「ニンジン走法」がいいよね。

夏希)やっと自粛期間も終わったし、こないだサイクリングイベントに参加してきたよ。休憩や集合の時はマスクして、お互い離れて。おやつも和菓子屋さんやコロッケ屋さんで、個別のものを外でいただくなどと、気を遣っていただいたので、安心して参加できました。

小春)ちゃんと気を遣える人と、きちんと感染対策しているお店に立ち寄るなら、サイクリングも楽しめそうね。これまでとは少し違う形にはなるけど。

真秋)そうそう、夫が在宅勤務のウサを晴らそうと私のクロスバイクに乗り始めたらハマったみたいで、連日のように乗り回してました(笑)。誕生日に新車をプレゼントすることにしたんだけど、すでに家族分4台もあるのに片付けないと置き場がないよー。

冬美)おおー、おめでとう、太っ腹だね!(笑) 今回のことで自転車ファンが増えるといいなあ。

(輪の国びわ湖女子部・編)

輪学 2020年度 第9回「人と環境にやさしくにぎわいのある街、ヨーロッパ自転車政策先進都市から学ぶ」

2021年3月25日(木)にZoomで開催した勉強会です。

ヨーロッパには、自転車を交通に中心にし、人と人との交流を生み出し、環境と健康によく、暮らしやすいまちづくりを行っている都市が多くあります。
さらに、コロナ下で密にならない交通・レクリエーション手段として、自転車のための環境整備はますます進みつつあります。
輪の国びわ湖推進協議会会長の藤本は、これまで合計半年近くヨーロッパ各地を自転車で走り、現地でヒアリングも行って、自転車まちづくりを見てきました。
その中からよりすぐりの事例を豊富な写真とともにお話しいたします。
先進事例に学び、これから日本でどのようなまちづくり・地域づくりをしていくか、大きな夢を描いてみましょう。

■話題提供:藤本 芳一(輪の国びわ湖推進協議会 会長)
■主催:輪の国びわ湖推進協議会

藤本芳一プロフィール

輪の国びわ湖推進協議会会長、自転車ライフプロジェクト代表。

自転車マップ作りを中心に、自転車の良さを多くの人に伝え、自転車のファンと適正な利用者を増やしていくための活動を行っている。
これまでに日本全都道府県と海外50ヵ国を自転車で走る。
共著に『サイクルツーリズムの進め方 自転車でつくる豊かな地域』(学芸出版社)、『ちずたび びわ湖一周自転車BOOK』『ちずたび 京都と出会う自転車BOOK 市内版』『ちずたび 京都を走る自転車BOOK ロングライド版』(西日本出版社)等。

「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。

OTSU CYCLE TOURING with SAKURA

2021年4月3日(土) 10:00〜14:30頃

天候:小雨決行(雨天中止の場合は前日までにご連絡いたします。)

参加人数:定員 4〜8名

自転車:クロスバイク4台、電動自転車4台[先着順]

コース:約20km(初心者コース)

参加資格:18〜60歳(電動自転車140cm、クロスバイク155cm以上の方)

参加費:5,000円(レンタサイクル代金、ガイド代金、レジャー保険代金、ランチ代金、税込)

持ち物:保険証、レインコート、飲み物、マスク(拝観の時着用
    ※ご心配の方はサドルカバーの持参、または厚手のタオルを巻き付けてください。

服装:動きやすい服装(クロスバイクをご利用の方はリュックでお越しください。)

サイクリングコース:大津駅観光案内所〜長等公園〜琵琶湖疏水〜琵琶湖岸〜膳所城跡公園
          〜お花見、近江牛弁当、ピクニック〜瀬田の唐橋〜天孫神社
          〜観光案内所にバック

協力:びわポタ・サイクリング~ガイドとめぐるびわ湖サイクルツアー、近江牛品川亭、
   建部大社、天孫神社
   
お問い合わせ先:大津駅観光案内所 OTSURY
TEL. 077-522-3830
Web. http://www.otsu-guide.jp/

 

輪学第9回 人と環境にやさしくにぎわいのある街、ヨーロッパ自転車政策先進都市から学ぶ(3/25)

ヨーロッパには、自転車を交通に中心にし、人と人との交流を生み出し、環境と健康によく、暮らしやすいまちづくりを行っている都市が多くあります。
さらに、コロナ下で密にならない交通・レクリエーション手段として、自転車のための環境整備はますます進みつつあります。
輪の国びわ湖推進協議会会長の藤本は、これまで合計半年近くヨーロッパ各地を自転車で走り、現地でヒアリングも行って、自転車まちづくりを見てきました。
その中からよりすぐりの事例を豊富な写真とともにお話しいたします。
先進事例に学び、これから日本でどのようなまちづくり・地域づくりをしていくか、大きな夢を描いてみましょう。

■日時:2021年3月25日(木)19:00~21:00
■場所:Zoomを使用し、オンラインで開催
■話題提供:藤本 芳一(輪の国びわ湖推進協議会 会長)
■参加費:無料
■主催:輪の国びわ湖推進協議会

●問合せ・申込み:
 輪の国びわ湖推進協議会 事務局
 FAX 050-3730-5843(連絡先のメールアドレスをご記入ください)
 E-MAIL wagaku@biwako1.jp

 ※申し込みいただいたメールに参加方法など詳細をお送りいたします。
  <wagaku@biwako1.jp> からのメールが受け取れるように設定をお願いいたします。

 ※終了後にZoomでオンラインの懇親会を行います。

★藤本芳一プロフィール

輪の国びわ湖推進協議会会長、自転車ライフプロジェクト代表。

自転車マップ作りを中心に、自転車の良さを多くの人に伝え、自転車のファンと適正な利用者を増やしていくための活動を行っている。
これまでに日本全都道府県と海外50ヵ国を自転車で走る。
共著に『サイクルツーリズムの進め方 自転車でつくる豊かな地域』(学芸出版社)、『ちずたび びわ湖一周自転車BOOK』『ちずたび 京都と出会う自転車BOOK 市内版』『ちずたび 京都を走る自転車BOOK ロングライド版』(西日本出版社)等。

★「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。

サイクルツーリズムオンラインシンポジウム2020-2021 持続可能なサイクルツーリズムを目指し、コロナ禍の今やるべきこと(3/20)

近年、観光振興・地域振興の手段としてサイクルツーリズムが注目されています。全国でルートの整備やガイドツアーの実施などが進められ、各地を訪れるサイクリストも増加してきました。また、2019年度にはビワイチをはじめ、全国3ルートがナショナルサイクルルートに登録されるなど、インバウンド誘致への取り組みも進められています。
しかし本年度は、感染症の世界的流行で、ツーリズム全体が厳しい状況におかれています。今回のシンポジウムでは、ウィズコロナの中、どのようにサイクルツーリズムを考えていくのか、アフターコロナに向けて「今、取り組むべきことは何なのか」について、まさに渦中で奮闘されている方々からお話を伺います。
また、新しい生活様式が提唱される中、さまざまな立場の「現場」からの声を拾い、見えてきた現状と課題について整理します。今後のツーリズムの再発展へとつなげていくために、「地域と地域」「人と人」が連携することによって、持続可能なサイクルツーリズムをどう構築していくのか、その方法などについて共に考えます。

日時

2021年3月20日(土)13:00〜16:30

場所

オンラインで開催

概要

パネルトーク「持続可能なサイクルツーリズムを目指して」

1〜今やるべきことを考える

 高橋 幸博さん 株式会社アーチ・ヒーロー北海道代表取締役
 井上 寿さん 株式会社ライダス代表取締役
 進行 佐々木 和之 輪の国びわ湖推進協議会事務局長

サイクルツーリズムの現状と課題(現場からの報告)

滋賀県下で活動する団体の紹介と現状、将来へのメッセージをお届けします・クロストーク「持続可能なサイクルツーリズムを目指して」

2〜繋がり・将来像

 高橋 幸博さん 株式会社アーチ・ヒーロー北海道代表取締役
 井上 寿さん 株式会社ライダス代表取締役
 進行 佐々木 和之 輪の国びわ湖推進協議会事務局長

※シンポジウム終了後、オンライン懇親会を開催します。

参加費

無料

主催

滋賀プラス・サイクル推進協議会輪の国びわ湖推進協議会

申込み

こちらの申込画面、または輪の国びわ湖推進協議会(FAX:050-3730-5843)まで、参加人数、参加者全員のお名前、代表者のご住所、所属、電話番号、懇親会の参加・不参加をご記入の上、お申し込みください。
ご連絡いただいたメールアドレスに参加のためのURLをお送りいたしますので、<wagaku@biwako1.jp>からのメールが受け取れるように設定をお願いいたします。

出演者略歴

高橋幸博(たかはしゆきひろ)さん

ヒーロー北海道代表・株式会社アーチ代表取締役

1991年北海道美唄市役所⼟⽊技術職を経て、建設コンサルタントで測量、設計業務に従事。国内、北⽶にてフリースタイルスキーモーグル競技会に参戦。

1996年⽇本スキー連盟SAJ準指導員資格取得。海外(カナダ、オーストラリア)ではコーチング、レッスンプロを⽬指し、トレーニングキャンプ、競技会に参加。2002年より本格的に英語を使ったプロスキーインストラクター、プロカヌーガイドとしてのキャリアをニセコにてスタート。

2004年北海道ニセコでインターナショナルスキースクールに勤務。2005年カナダのスキーコーチ(CSIA)資格を取得。株式会社SKIADVENTURE(オーストラリア資本⽇本法⼈)にて北⽶、オーストラリアでのスキーツアーガイド及びスキーツアーセールスを担当。
北海道ニセコ地区(倶知安町)に移住し、に2007年にインターナショナルスキー&サイクリングガイド事業「ヒーロー北海道」を設⽴。2010年株式会社ARCH(アーチ)として法⼈化。2008年、株式会社北海道トラックス(コンドミニアム)においてセールス・マーケティングマネージャーとして海外・国内のセールス(DMC)を担当。台湾、⾹港、シンガポール、タイ、オーストラア、ヨーロッパ、北⽶などからスキー、サイクリングガイドツアー造成、誘致、ガイド育成、海外プロモーション、メディア、海外エージェント招聘等の事業を多数プロデュースする。

2016年世界⾃転⾞会議VeloCityTaipeiにて北海道美唄市⻑の講演のコーディネート、講演通訳を⾏う。(⽇本からは今治、尾道、さいたまの4市⻑が参加)
モットーは⾏政職経験を活かし、官⺠⺠連携(官、⺠間事業、市⺠)と地⽅創⽣、地⽅での事業承継。
官⺠連携の連絡会議、協議会の設⽴(北海道、愛媛県、滋賀県、⿃取県、⻘函、⻑崎県⼤村湾など)に尽⼒し、地⽅の⾏政、商⼯会議所、ステークホルダー、市⺠、愛好家へスポーツ、インバウンド推進の意味を説き、組織化、事業化の⽀援、アドバイスを⾏う。

2019年、国⼟交通省のナショナルルート(NCR)制度作り、選考委員を務め、全国の⾃治体のNCR
指定に向けた都道府県の事業取り組みの⽀援⾏っている。

2020年、⿃取県⽶⼦市、愛媛県今治市、松⼭市においてもアドベンチャーツアー、サイクリングツアーDMC、ガイド事業拠点として「せとうちプレミアム株式会社」を設⽴する。取締役会⻑に就任。後進のガイド育成とハイエンドツアーの造成、DMC、プロジェクトマネジメントと事業を全国レベルで推進する。
スポーツツーリズムが果たす地⽅の観光ブランド作りとネットワーク作りから地⽅創⽣、地⽅の価値向上に寄与する体験や顧客、投資家からのメッセージを多数講演会、フォーラム、勉強会にて紹介している。また、⾃転⾞、観光を活⽤した事業について、新聞、業界紙、インターネット記事でも数多く紹介されている。

井上寿(いのうえひさし)さん

株式会社ライダス代表取締役/株式会社ストラーダ代表取締役
JCA公認サイクリングガイド

幼少の頃より父親の仕事の関係で自転車の組み立てを行う。高校生の頃よりツーリングに目覚め全国を走る。大学生からトライアスロンに目覚め競技を始める。電機メーカーで12年勤務したあと2001年、念願のスポーツバイクショップを開店。ロードバイク、マウンテンバイク、トラック競技が好きで、滋賀県の国体チームのメカニックを6年歴任。2007年に「株式会社ストラーダ」設立。

2008年からは、JALパックのハワイツアーのメカニックを担当。
現在、滋賀県草津市と彦根市にスポーツバイシクル専門ストア「ストラーダバイシクルズ」を2店舗経営。それを機に若い頃熱中していたトライアスロンに再チャレンジ。2015年に29年ぶりにアイアンマンレースを完走。以来、遅いながらもトライアスロンを楽しんでいる。また写真が好きで、自転車と写真を組み合わせた「フォト・ライド」を開催。仕事を忘れてお客様と一緒に遊んでいる。

2017年より、スポーツバイシクルの「コト」を商品としたイベント会社「株式会社ライダス」を設立。

※株式会社ライダス

2001年より20年に渡るスポーツ専用自転車小売販売業(株式会社ストラーダ)の経営の経験から、スポーツバイシクルを活用した「コト」商品の開発と販売を行っている。スポーツのみならず、現地の魅力発掘型の「日本の原風景サイクリングツアー」を国内外の顧客向けに展開。自治体や企業向けのサイクルツーリズムアドバイザリー事業を主業としている。

佐々木和之(ささきかずゆき)

輪の国びわ湖推進協議会事務局長
水色舎(すいしょくしゃ)代表

1973年東京都生まれ。滋賀県立大学を経て、九州工業大学大学院博士後期課程単位取得退学。河川空間における住民行政連繋を研究していたことから、2009年川づくり・まちづくりコンサ
ルタント水色舎(すいしょくしゃ)起業。輪の国びわ湖推進協議会の設立業務を担当し、設立時から事務局長。滋賀の自転車活用推進の官民連携団体である滋賀プラス・サイクル推進協議会にも、元となったプラン策定時から関わる。

令和2(2020)年度 滋賀県自転車通勤体験事業 意見交換会

自転車通勤を進めよう 気候変動対策・健康向上・業務効率アップに
(オンライン開催) 2021.2.12(金)

 

 滋賀県では、CO2排出量の削減と、働き世代の健康維持をめざして、自転車通勤を推進しています。
 今年度、「滋賀県自転車通勤体験事業」に参加された事業者の皆さんによる意見交換会をオンラインで開催しました。
 各事業所での取組の報告と、自転車通勤を推進するためのポイントについての講演、ディスカッションを行いました。

 

●参考 令和2年度 滋賀県自転車通勤体験事業
https://www.biwako1.jp/news/20200625100821.html

 

日時:2021(令和3)年2月12日(金)13:00​-15:00​
主催:滋賀プラス・サイクル推進協議会、輪の国びわ湖推進協議会
共催:守山市

 

プログラム

 

13:00​ 挨拶 自転車通勤モデル事業について
     滋賀県交通戦略課
13:10​ 紹介 実践者による体験メッセージ
         輪の国びわ湖推進協議会
13:20​ 実践報告 自転車通勤体験の取り組み成果
         滋賀医科大学
         日本バイリーン株式会社 滋賀工場
         ダイハツディーゼル株式会社 守山工場
14:00​ 講演 自転車通勤を推進するためのポイント
         自転車活用推進研究会 松浦 是 氏
14:20​ 意見交換 自転車通勤の推進のために
     ダイハツディーゼル株式会社 守山工場、日本バイリーン株式会社 滋賀工場
     滋賀医科大学、一般社団法人 滋賀グリーン活動ネットワーク
     松浦 是 氏、守山市環境政策課、滋賀県交通戦略課
14:55​ 挨拶、事務連絡

令和2(2020)年度 滋賀県自転車通勤体験事業 意見交換会(2/12)

自転車通勤を進めよう 気候変動対策・健康向上・業務効率アップに
(オンライン開催) 2021.2.12(金)

 滋賀県では、CO2排出量の削減と、働き世代の健康維持をめざして、自転車通勤を推進しています。
 今年度、「滋賀県自転車通勤体験事業」に参加された事業者の皆さんによる意見交換会をオンラインで開催します。
 各事業所での取組の報告と、自転車通勤を推進するためのポイントについての講演、ディスカッションを行います。
 聴講はどなたでもできます。自転車通勤を進めたいと考えている方はぜひご参加ください。

●参考 令和2年度 滋賀県自転車通勤体験事業
https://www.biwako1.jp/news/20200625100821.html

日時:2021(令和3)年2月12日(金)13:00-15:00
場所:Zoom会議室
主催:滋賀プラス・サイクル推進協議会、輪の国びわ湖推進協議会
共催:守山市

プログラム(予定)

13:00 挨拶 自転車通勤モデル事業について
           滋賀県交通戦略課
13:10 紹介 実践者による体験メッセージ
         輪の国びわ湖推進協議会
13:20 実践報告 自転車通勤体験の取り組み成果
         滋賀医科大学
         日本バイリーン株式会社 滋賀工場
         ダイハツディーゼル株式会社 守山工場
14:00 講演 自転車通勤を推進するためのポイント
         自転車活用推進研究会 松浦 是 氏
14:20 意見交換 自転車通勤の推進のために
     ダイハツディーゼル株式会社 守山工場、日本バイリーン株式会社 滋賀工場
     滋賀医科大学、一般社団法人 滋賀グリーン活動ネットワーク
     松浦 是 氏、守山市環境政策課、滋賀県交通戦略課
14:55 挨拶、事務連絡

問合せ・申込み

 2月12日(金)10時までに以下の項目をメールにてお知らせください。
 ・お名前 ・ご所属 ・メールアドレス
 ご連絡いただいたメールアドレスにZoom会議室のURLをお送りいたしますので、<eco-traffic@biwako1.jp> からのメールが受け取れるように設定をお願いいたします。

 輪の国びわ湖推進協議会  担当:南村
 eco-traffic@biwako1.jp

私のできる自転車ライフ コンテスト【守山】

 みなさんは普段どのように自転車を使ってますか?

 守山自転車活用推進計画の基本方針「私のできる自転車ライフ」にちなんだコンテストを開催します!

 日常の通勤通学通園お買い物、サイクリングなど、シーンは問いません。自転車とあなたとの写真+使い方エピソードをご紹介下さい。期間中の応募作品の中から商品券1万円(4本)などが当たります!

詳しくはこちらをクリックして下さい

 

輪学 2020年度 第8回 「新春交歓会! 自転車の夢を語り合おう」(1/29)

「台湾一周」「愛媛・しまなみ海道」「旧街道の旅」「交通まちづくり」「自転車競技連盟」「well-being tourism」「自転車ツアーガイド」……。
今年度も様々なゲストを招いて開催してきた輪学、今回の話題提供者は皆さん自身です。新年にふさわしく、1年をふりかえって今年の抱負を披露し合いましょう。
大きく風呂敷を広げて夢を語れば、共感する人が集まって、実現が近くなるかもしれません。
いつもは本編終了後に盛り上がっている懇親会を、最初からやります。
盃を傾けながら、勢いに任せて大きくほらを吹いてみましょう。
やりたいことがある人も、他の人の情熱を浴びて刺激を受けたい人も、ネットワークを広げにお気軽にご参加ください。

■日時:2021年1月29日(金)19:00~21:00
■場所:Zoomを使用し、オンラインで開催
■参加費:無料
■主催:輪の国びわ湖推進協議会
●問合せ・申込み:
1/29輪学参加申込みと記載の上、お名前とメールアドレスを以下までお知らせください。
 輪の国びわ湖推進協議会 事務局
 FAX 050-3730-5843
 E-MAIL wagaku@biwako1.jp
 ※携帯メールの場合、パソコンからの返信メールが受け取れるように設定してください
 ※申し込みいただいたメールに参加方法など詳細をお送りいたします。

輪学 2020年度 第7回「僕は自転車ツアーガイドで生きていくと決めた! ~自転車ツアービジネスを志す自転車愛好家の夢~」

2020年12月19日(土)にZoomで開催した勉強会です。

サイクリングビジネスでは食っていけない……?
昨今、自転車活用推進法の下、各地でサイクリングツアーの大きなムーブメントが起こりつつある一方で、ガイドの育成やビジネスとしての成立といった面では答えが見いだせていないと言われています。
そんな状況の中、来年会社を辞めてまで自転車ツアービジネスにチャレンジしようと自称「無謀なことを考えるアラフィフ自転車愛好家」一丸 剛(フナズシマル)さん。自転車ビジネスに何を感じ、何を夢見て、そして何に悩むのかを、同じように自転車ツアービジネスを作っていきたい同胞に向けて、共有し一緒に考えたい、と熱い思いを語っていただきます。

■話題提供:一丸 剛さん
■主催:輪の国びわ湖推進協議会

★一丸 剛さん プロフィール

彦根市生まれ。京都産業大学卒業後、宝ホールディングスグループ・大平印刷(株)に入社。2017年地球の歩き方WEB滋賀特派員となる。
2018年びわ湖・守山自転車新文化推進協議会(びーもサイクル協議会)理事。びーもサイクルが開催するサイクリングツアーなどでガイドをつとめる中、ガイドとしての想いを膨らませ今日にいたる。

★「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。

輪学 2020年度 第6回 「新時代、サイクルツーリズムのあり方を考えよう! ~well-being tourismの可能性を探る~」

2020年11月27日(金)にZoomで開催した勉強会です。

 

コロナ禍で社会は一変し、これからの暮らし方や生き方を考えさせられる機会となりました。
このような状況で、人の幸せや幸福度に関心が高まってきていると同時に、日本でもようやく“well-being”という概念が聞こえるようになってきました。
体と心の健康だけではなく、環境や地域にとってより良い社会を、ツーリズムを通じてどんなことが提供できるのか?
そして、関西では5年後の2025年に、大阪・関西万博が開催されます。
世界中からたくさんの人が集まるイベントでは、豊かな日本文化を発信できるチャンスでもあります。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、サブテーマに「多様で心身とも健康な生き方」と「持続可能な社会・経済システム」この3つのビジョンをバックキャスティングで発想し、サイクルツーリズムをどのようにデザインしていくか?
大阪→京都→滋賀をどうつないで、どういった魅力あるストーリーを提供できるか?
国土交通省からナショナルサイクルルートに認定された「ビワイチ」をどう活かせるか?もカギとなります。
これからの社会に向けて、皆さんと一緒に考えていきます!
※well-beingとは:身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念

 

■話題提供:福冨 雅之さん 和ウトドア主宰 ・my turn理事  トミープランニング代表
■主催:輪の国びわ湖推進協議会

★福冨 雅之さん プロフィール

1969年、京都府生まれ。1991年、京都のアパレルベンチャー企業に就職。
神戸、大阪へと25年間レディースファッションに携わり、営業、企画、小売を経験し、ブランドプロデュースやセレクトショップ開発に従事。
 働くなかで“大量生産・大量消費”の社会に違和感を抱き、2015年、滋賀のまちづくりプロジェクトにワークシフト。人のつながりのある“新しい幸せのカタチ”としての暮らし方を発信していく。現在は、ファッション企業を中心に、サステイナブルな思考を取り入れた経営アドバイザーやコーチング、自然・文化の講師、起業家育成などに従事。自身は、大病経験の2016年より、well-beingなライフスタイルを実践中。
※「和ウトドア」とは:日本の自然や文化の調和を「心」で感じるアウトドアスタイルのこと。
自然が持つ四季の美しさをあらためて感じたり、今まで意識していなかった文化や歴史に触れることで、「心の豊かさ」を気づくことができる。これからの未来に向け、人と自然の関係性を創造し、心豊かなライフスタイルを提供します。

★「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。

近江八景のスポットをめぐる 南湖一周サイクリングツアー(12/2)

びわ湖南部の自然と歴史が味わえるスポットを、
初心者でも乗りやすいタイプのスポーツ自転車を使い、
大津の歴史に詳しいガイドの案内でめぐります。

とき:2020年12月2日(水)9:00〜16:30頃
集合:大津駅観光案内所前に9:00
 小雨決行(雨天延期の場合は2日前〜前日までにご連絡いたします。)
参加費:無料
定員10名(先着順)※今回は18歳〜60歳の方を対象としたモニターツアーです。
持ち物:運転免許証等身分証明書(レンタサイクルを借りる際に必要)、レインコート、マスク、飲み物
 ※気になる方はサドルカバーの持参、または厚手のタオルを巻き付けてください。
服装:動きやすい服装
ランチ:ROCK BAY RESTAURANTにて
ツアーに含まれるもの:レンタサイクル、ガイド、保険、ランチ、サポートカー
主催:輪の国びわ湖推進協議会、大津市
ご予約・お問合せ先:輪の国びわ湖推進協議会 E-mail:info@biwako1.jp

※モニターツアーのため、参加費は無料ですが、アンケートにご協力ください。
※ご予約の際に保険契約のため、お名前・住所・年齢・電話番号を、
 レンタサイクルサイズ選択のため、身長をお知らせください。
※ご予約とキャンセルは11月29日前までにお願いします。
※申し込まれる方はCOVID-19 感染防止のため、以下の項目にご同意ください。
 ・以下のCOVID-19疑いのある方はツアー参加をご辞退ください。
  平熱を超える発熱・咳(せき)、のどの痛みなど風邪の症状/体が重く感じる、
  だるさ(けんたい感)、息苦しさ(呼吸困難)/嗅覚や味覚の異常
  COVID-19陽性者または陽性が疑われる者との濃厚接触から2週間以内
  入国制限および入国後の観察期間が必要とされる国からの入国者との濃厚接触から2週間以内
 ・マスクを持参し、サイクリング中も携行ください。着用の是非は以下のとおりです。
  受付や休憩などサイクリング以外の時間や、会話するときは着用する
  サイクリング走行中の着用は原則として不要だが、自己判断での着用も認める
 ・手洗いおよびアルコール等による手指消毒をこまめに行ってください。
 ・終日、他者との距離(できるだけ2m以上)を確保してください。
 ・終日、不要な大声を発しないでください。
 ・その他の感染措置、およびツアー主催者の指示に従っていただきます。

輪の国びわ湖の新しいビジョン・ミッションが決まりました

輪の国びわ湖推進協議会は発足から昨年10年を迎えました。自転車を取り巻く環境が大きく変化していく中で、もう一度原点にかえり、目指すべきビジョンとミッションをメンバーでじっくりと話し合って決めました。 そして、よりわかりやすく活動の内容を多くの方々に知っていただくためのコンセプトワードとビジョンイメージ図を作成しました。


●ビジョン

 自転車でつくる 地域と未来を豊かにする社会


●ミッション

 1.サイクルツーリズムによる地域づくりの推進

 2.自転車を日常的に楽しむ文化と環境の創造

●コンセプト・ワード

  自転車でつなぐ ひと・まち・じかん

 

輪の国びわ湖ビジョンイメージ

 

これをもとに、私たちと一緒に新しい自転車文化をつくる仲間を増やしていきたいと考えています。

輪学 2020年度 第7回「僕は自転車ツアーガイドで生きていくと決めた! ~自転車ツアービジネスを志す自転車愛好家の夢~」(12/19)

サイクリングビジネスでは食っていけない……?
昨今、自転車活用推進法の下、各地でサイクリングツアーの大きなムーブメントが起こりつつある一方で、ガイドの育成やビジネスとしての成立といった面では答えが見いだせていないと言われています。
そんな状況の中、来年会社を辞めてまで自転車ツアービジネスにチャレンジしようと自称「無謀なことを考えるアラフィフ自転車愛好家」一丸 剛(フナズシマル)さん。自転車ビジネスに何を感じ、何を夢見て、そして何に悩むのかを、同じように自転車ツアービジネスを作っていきたい同胞に向けて、共有し一緒に考えたい、と熱い思いを語っていただきます。

■日時:2020年12月19日(土)19:00~21:00
■場所:Zoomを使用し、オンラインで開催
■話題提供:一丸 剛さん
■参加費:無料
■主催:輪の国びわ湖推進協議会
●問合せ・申込み:
12/19輪学参加申込みと記載の上、お名前とメールアドレスを以下までお知らせください。
 輪の国びわ湖推進協議会 事務局
 FAX 050-3730-5843
 E-MAIL wagaku@biwako1.jp
 ※携帯メールの場合、パソコンからの返信メールが受け取れるように設定してください
 ※申し込みいただいたメールに参加方法など詳細をお送りいたします。
 ※終了後にZoomでオンラインの懇親会を行います。

★一丸 剛さん プロフィール

彦根市生まれ。京都産業大学卒業後、宝ホールディングスグループ・大平印刷(株)に入社。2017年地球の歩き方WEB滋賀特派員となる。
2018年びわ湖・守山自転車新文化推進協議会(びーもサイクル協議会)理事。びーもサイクルが開催するサイクリングツアーなどでガイドをつとめる中、ガイドとしての想いを膨らませ今日にいたる。

★「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。

輪学 2020年度 第5回「『自転車競技連盟』の新しいカタチを考える─競技一辺倒からの脱却」

2020年10月30日(金)に開催した勉強会です。

 

滋賀県自転車競技連盟は、全国では年々減少している自転車競技登録者を減らすことなく、維持しながら活動を継続してきました。
この4月から一般社団法人滋賀県自転車競技連盟となり、従来の活動に加え「すそ野拡大」に向けた新たな活動も始めました。
自転車競技だけではない新たな「自転車競技連盟」とは何なのか。
「自転車競技連盟」の役割を一から見直した、新たな活動の方向性についてご紹介いただきます。

 

■話題提供:森 貴尉さん(一般社団法人滋賀県自転車競技連盟会長)

★森 貴尉(もりたかやす)さん プロフィール

 守山市議会議員。
 2003年4月 守山市議会議員補欠選挙に29歳で初当選。以降、現在まで6期連続当選。
 その間、2011年10月から2012年9月まで守山市議会 第39代議長、2017年10月から2018年9月まで守山市議会 第45代議長を務める。
 「一般社団法人滋賀県自転車競技連盟」会長。
 守山市自転車競技連盟会長、守山野洲川クリテリウム実行委員会実行委員長、守山市卓球協会会長を兼務している。
 2024年に滋賀県で開催予定の国民スポーツ大会での天皇杯・皇后杯獲得に向けた選手の発掘・育成をはじめ、更なる「すそ野拡大」に向けた活動を行っている。

★「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。

愛車じまん 「kokoro」さん(愛知県名古屋市)

「びわこじてんしゃ2020 春 Vol.15」より

 クロスバイクを買ったのは10年前。通勤目的で買ったが見事にハマった。走る距離もどんどん伸びて、もっと速く、もっと遠くまで走りたい想いが膨らみ6年が経ち、ロードバイクを買いました。自転車屋さんで一目惚れだったマットブラックに赤いロゴ。クロスの次に小径も買っていたので、名前は“三代目”。雨のビワイチも、岐阜の山の中でパンクした時も、いつも寄り添ってくれている“三代目”。まだまだ一緒に旅を続けたい。

ビワイチ コミュニティ 輪の国びわ湖10周年記念ビワイチ

「びわこじてんしゃ2020 春 Vol.15」より

 10年前、輪の国のメンバーは、私たちもやはり一度は「ビワイチ」しなければ…… ということで、1泊2日で北湖(琵琶湖大橋から北)を皆で走りました。
 そして元号が変わった令和元年は、輪の国びわ湖の10周年。「何かお祝いしたいね」と、記念ビワイチを計画しました。

 このメンバーがそろって走るのは実に10年ぶり。10月上旬に1泊2日で北湖一周を走ります。  米原駅サイクルステーションに9時集合。輪行してきた人、自走してきた人、部分参加もOKということで、まずは6人で出発し、びわ湖一周サイクリング認定証のチェックポイント、近江母の郷で最初のチェック、長浜港で次のチェックをして小休憩。続く湖北みずどりステーションでもチェックし、2度目の休憩をとりました。長浜市高月町西野で、江戸時代後期に治水のため山を掘り抜く大工事で造られた西野水道に寄り道。昔の人の苦労に思いを馳せながら歩いて暗いトンネルに入りましたが、水が溜まっていたので途中で引き返してきました。

 強風の中の午前のライドを終え、お昼は「とりやさい鍋」で有名なびわこ食堂で舌鼓を打ち、スタミナをつけました。賤ヶ岳のリフト乗り場へ少し立ち寄ってから、賤ヶ岳隧道への坂を登ります。トンネルを抜けた奥びわ湖の光景はいつ見ても最高! 記念撮影したら一気に坂を下り、続いてビワイチ一番の急坂、岩熊第二トンネル前を全員登り切りました。

 永原駅のチェックポイントで輪行の一人と合流。海津大崎への快走ルートを駆け抜け、マキノサニービーチにて休憩。さっきまで止んでいた風がまた強くなってきましたが、元気よく走ります。

 日暮れの迫る17時半、予定どおりに今津の丸茂旅館に到着しました。ここから合流の久しぶりのメンバーとともに、お値打ちの料理と旧交を温める会話に、一日の疲れも吹き飛ぶ大満足の夜でした。

 丸茂旅館は、当初からの輪の国びわ湖協賛ショップの一つ。あたたかく迎えてもらえる懐かしい古民家で、地のものを使ったお料理がおいしい。この夜は今津の生キクラゲづくしを堪能しました。ぜひリピートしたい宿です。10年の間に代替わりされたご主人の趣味か、ガンダムプラモデルのコレクションも見ものです。

 さて、2日目の走行距離は90キロ、今津から南下し、琵琶湖大橋を渡り米原に17時までに戻らないといけないから頑張らねば!

 予定どおり8時に出発し、最初の小休憩はびわ湖こどもの国。昨日よりかなり早い巡行速度24キロ/時ぐらいで走ってきた後、少しペースを落とし約1時間半で白鬚神社に到着しました。白鬚へ来る手前の右側の歩道に入るところで段差にタイヤを取られ転倒者が出ましたが、大事には至りませんでした。このあたりは車が多く道も悪く、やっぱり怖い。

 そこから快調に走り、志賀駅近くにて輪の国女子部の毎度の御用達、青木煮豆店に立寄ります。煮豆を挟んだボリュームたっぷりのどら焼きで栄養補給後、さくさくと道の駅琵琶湖大橋米プラザ着。昼食タイムが半端になりそうなので、ここでお弁当を購入し、湖東側へ渡ります。近江八幡の藤ケ崎龍神でお参りし、長命寺の下まで来ました。ここでランチ休憩にします。ここまででもう65キロ。あと25キロ、いい感じのペースです。

 彦根市に入り、石寺町近くの湖岸で一休み。長命寺から距離があったので少し疲れました。穏やかなびわ湖の眺めに癒され、ゆっくり過ごします。ここにはインスタ映えするベンチがあっておすすめです。

 彦根港チェックポイントで最後のクイズ回答を送信し、びわ湖一周認定証を申請。そして、16時13分、米原駅サイクルステーションにゴール! この仲間とまた走れて良かった!

 この間に、初心者だったメンバーもすっかり一人前のサイクリストに育ち、道路環境はずいぶんと走りやすくなっていて、10年の歳月を感じました。

 次の記念ビワイチは10年後? それとも5年後?  電車の中で楽しかった旅を皆でふりかえり、盛り上がりつつ帰りました。

(輪の国びわ湖女子部 冬美)

輪の国スタッフおすすめお立ち寄りスポット ナショナルサイクルルート “ビワイチ”の魅力 

「びわこじてんしゃ2020 春 Vol.15」より

 国土交通省が自転車活用推進法に基づいて、美しい景観・魅力ある地域資源を結び、安全、安心にサイクリングできるルートをナショナルサイクルルートとして認定しました。
(ナショナルサイクルルートについては、国土交通省HPをご参照ください)
https://www.mlit.go.jp/road/bicycleuse/good-cycle-japan/national_cycle_route/

 その第一号として2019年11月に認定されたのが、しまなみ海道サイクリングロード、つくば霞ヶ浦りんりんロードとビワイチです。

 ビワイチは、日本一のびわ湖の周りを一周する約200km(琵琶湖大橋から北を周遊すると約150km)のルート。

 このルートの魅力は、四季折々に変化するびわ湖の美しい風景はもちろん、古代から中世、近代、時代毎に歴史の舞台となった数々の文化遺産、そして豊かな自然がはぐくんだ美味しい食の数々です。 毎年、たくさんのサイクリストがビワイチを体験されていますが、より安全、安心して走っていただけるよう、路面の青矢羽根標示をはじめ、追越しができるような車道の一部拡幅、路面改修など道路の整備も徐々に進められています。

 ビワイチを走って目につくのが青地に白のピクトが描かれた幟。サイクリストに給水や空気入れの貸し出しなどのサービスを提供する「サイクルサポートステーション」です。今ではサイクルラックも当たり前の光景になりました。

 守山や米原などいくつかの拠点では整備されたスポーツバイクをレンタルすることもでき、びわ湖周辺にはサイクリストフレンドリーな宿泊施設も増えてきたので、より気軽にビワイチを楽しむことができるようになってきました。

 びわ湖、滋賀県の魅力を味わうためには、1泊から2泊以上でのビワイチがお勧め。走るだけでなく、何か所か立ち寄りどころをピックアップし、地元の名物も是非食してください。同じコースでも春・夏・秋とそれぞれの季節で風景も変わってくるので、いつ、何を見に行こうかと迷うのも旅の楽しみです。

 「ビワイチプラス」(滋賀県作成)、「ビワイチ推奨コースマップ」(守山市作成)を参考にビワイチからの寄り道も是非!  自転車で“ 滋賀 ”を堪能してください!!

(稲永明子)

びわ湖の快適・安全な走り方 もっと“ビワイチ”を 楽しむために

「びわこじてんしゃ2020 春 Vol.15」より

 ビワイチするならば、一泊二日以上の行程を組むと満足度が上がります。
 ホテル、旅館、民宿、最近ではライダーハウスやゲストハウスもびわ湖付近にはあります。
 一人でも仲間や家族とでも、普段と違う土地で過ごす夜の時間はとても貴重で思い出深いものとなるでしょう。

 地元の人と話す時間や仲間たちと話す時間、それらは掛け替えのない思い出となり、ビワイチを彩ってくれます。
 走るだけではなく見たものや食べたもの、体験したもの、過ごした時間が忘れられない思い出となるでしょう。
 疲れを癒す温泉やお風呂を満喫するためにも無理をしない行程でビワイチをする必要があります。
 全行程を等分にした位置に宿泊地が来るように旅程を組むと、どこかの日だけ頑張らないといけないということがありません。
 どこか1日だけ頑張ると思い出がそれだけに支配されてしまうのでお勧めできません。どの日にもお目当てを設置するとビワイチはもっと楽しくなります。

 最近はブームになっているキャンプをするのも良いでしょう。ビワイチルート上や北部・西部の山側にキャンプ場が点在しています。
 キャンプ道具を積んでのビワイチだとあまり無理をすることもできず、余裕のある行程が必須となります。
 びわ湖岸には景観保全のため街灯が少なく夜は真っ暗になります。また湖を山が取り囲んでいますので日照時間が平地よりも短いです。
 無理をして疲れた体で真っ暗の中での設営となると何も楽しくはなくなるので、日があるうちに設営して仲間や家族と移りゆく空を楽しんでください。
 最近は直火OKなキャンプ場が少なくなっていますので、使用されるキャンプ場のルールに則った利用をしてください。

 北部は冬になると積雪もあり、ビワイチをはじめアウトドアが厳しくなります。
 平均的な初雪は12月13日、終雪は3月22日なので、この期間を避けるのがお勧めです。
 せっかくの非日常を楽しむ旅行をより満足いくものとするためにも快適な季節を選んでください。
 楽しい夜を過ごすサイクリングをぜひ。

(田中将人)

輪の国なう! 「サイクルツーリズムの進め方 ─自転車でつくる豊かな地域」出版、 そして記念シンポジウムを開催しました

「びわこじてんしゃ2020 春 Vol.15」より

輪の国では、毎月第3火曜夜に守山でメンバーが集まってワイワイと交流しながら、各事業を進めています。「輪の国なう」では、そういったわたしたちの旬な動きをちょっと紹介します。 輪の国では、滋賀県での自転車の活用をもっと進めていくため、公開で自転車に関する勉強会や講演会を開催しています。

 輪の国びわ湖は昨年10月で発足から10周年を迎えました。それに向けて制作を進めてきた本「サイクルツーリズムの進め方─自転車でつくる豊かな地域」を昨年10月に出版しました。

 今、地域活性化の手段として自転車を使った観光、サイクルツーリズムが注目を集めています。輪の国びわ湖はこれまで、滋賀県内の地域の方や県、市町の方と共にびわ湖一周サイクリング(ビワイチ)の推進を行ってきました。その過程で学んだこと、加えてしまなみ海道などの先進地の取材を元に、サイクルツーリズム推進のためのノウハウをまとめた本です。専門書なのでちょっと高いのですが、サイクリングコースの作り方から、観光振興だけでなく住みよい地域づくりにまで繋げて行く方法について、日本や世界の事例も含めてぎっしり情報が詰まっています。

 さらに、この本の取材でも最も印象的だった、愛媛県庁でのサイクルツーリズム推進の中心人物、坂本大蔵さんと、しまなみ海道で地域に根ざした取り組みを進め実績を上げてこられた、NPO法人シクロツーリズムしまなみの宇都宮一成さんをメインゲストにお招きし、出版記念のシンポジウム「サイクルツーリズムで豊かな地域をつくる─先進地に学ぶ4つの成功ポイント」を12月21日(土)、南草津で開催しました。

 坂本さん、宇都宮さんのお話に加えて、輪の国びわ湖会長の藤本の講演、そして滋賀県内の各地で活動されている方々から事例報告をいただきました。その後、トレイルバックスの仲間浩一さんのコーディネートで、ゲストのお二人+藤本のディスカッションを行いました。

 シンポジウムで最も印象に残ったことは、参加された方々の熱すぎる熱気でした。北海道から九州まで全国各地からご参加いただき、懇親会、そして二次会と話は尽きず盛り上がりました。こういった方々の力で、さらにサイクルツーリズムは盛り上がっていくだろう、そして、それを自転車の日常利用に拡げ、住みよい地域づくりに繋げて行くことがこれからの課題で、輪の国びわ湖の活動のポイントだと改めて確認できました。

(藤本 芳一)

女子的ちゃり生活 支え合って走るビワイチ

「びわこじてんしゃ2020 春 Vol.15」より

露子)初ビワイチはとっても楽しかったけど、走るだけで精一杯で、結局ずっと頼りきってしまってすみません。

小春)いえいえ、前回は少しペースが速すぎました。集団走行ではサイクルコンピュータは必需品と反省。メンバー間のコミュニケーションも少し不足していたかも。

露子)最初は不安だったんですが、絶妙な速度で走ってくれてたのと、もうダメだと思ったところで休憩と美味しいスイーツに何度助けられたことか。コースを熟知した人たちが引っ張ってくれたのも心強かったです。

夏希)走ってる途中でしんどくなった時も、次の休憩場所がわかっていると安心ですよね。休憩ごとに次はどこまで何キロ走ると共有するのがいいと思う。

千秋)事前に想定しておくことは大事。体力を消耗しているときに判断するとイライラやガッカリの原因になりますよね~。

冬美)あと、しんどそうな人に「大丈夫?」って声をかけると「大丈夫!」って返ってくるけど、あれってあまり当てにならない気が。

小春)遠慮もあるけど、自分を励ますためについ「大丈夫!」って答えちゃう。「少しペース落としましょうか?」だったら、「お願いします」って言えそう。

千秋)フォローの申し出はどうかな。荷物を預かるとか、サドルカバー貸すとか、ゼリー飲料を渡すとか。

冬美)私が地元クラブのイベントでへばってしまったとき、ゼリーやアミノ酸サプリをもらってありがたかった。でも「初心者歓迎」の告知だったのに、バリバリのロード乗りばかりで辛かったわー。

露子)イベントでレベルの差を感じるとキツイなあと思いますね。場違いな所に来ちゃった感があるから。

夏希)あるある。「お酒強い?」「そこそこです」なファジーな会話のように、「初心者」とか「ゆっくり」じゃなく「時速20km平均で走ります」とか数字で言ってくれたらわかりやすいのに。「ワインなら1本飲みます!」みたいに。

小春)集団走行で苦労した経験が自分にあると、気遣いができるようになるね。「あと少しだよ」や「よく頑張ったね」という声かけ、特に、自分はダメとか、皆に迷惑がかかると思わせない言葉を選ぶことが役立つわね。

冬美)私も初ビワイチはフォローし励ましてくれる友だちがいたから頑張れたよ。あの人がいなかったらサイクリングが嫌いになっていたと思うな。

(輪の国びわ湖女子部・編)

輪学 2020年度 第6回 「新時代、サイクルツーリズムのあり方を考えよう! ~well-being tourismの可能性を探る~」(11/27)

コロナ禍で社会は一変し、これからの暮らし方や生き方を考えさせられる機会となりました。
このような状況で、人の幸せや幸福度に関心が高まってきていると同時に、日本でもようやく“well-being”という概念が聞こえるようになってきました。
体と心の健康だけではなく、環境や地域にとってより良い社会を、ツーリズムを通じてどんなことが提供できるのか?
そして、関西では5年後の2025年に、大阪・関西万博が開催されます。
世界中からたくさんの人が集まるイベントでは、豊かな日本文化を発信できるチャンスでもあります。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、サブテーマに「多様で心身とも健康な生き方」と「持続可能な社会・経済システム」この3つのビジョンをバックキャスティングで発想し、サイクルツーリズムをどのようにデザインしていくか?
大阪→京都→滋賀をどうつないで、どういった魅力あるストーリーを提供できるか?
国土交通省からナショナルサイクルルートに認定された「ビワイチ」をどう活かせるか?もカギとなります。
これからの社会に向けて、皆さんと一緒に考えていきます!
※well-beingとは:身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念

■日時:2020年11月27日(金)19:00~21:00
■場所:Zoomを使用し、オンラインで開催
■話題提供:福冨 雅之さん 和ウトドア主宰 ・my turn理事  トミープランニング代表
■参加費:無料
■主催:輪の国びわ湖推進協議会
●問合せ・申込み:
 輪の国びわ湖推進協議会 事務局
  FAX 050-3730-5843(連絡先のメールアドレスをご記入ください)
  E-MAIL wagaku@biwako1.jp
  ※申し込みいただいたメールに参加方法など詳細をお送りいたします。
  ※終了後にZoomでオンラインの懇親会を行います。

★福冨 雅之さん プロフィール

1969年、京都府生まれ。1991年、京都のアパレルベンチャー企業に就職。
神戸、大阪へと25年間レディースファッションに携わり、営業、企画、小売を経験し、ブランドプロデュースやセレクトショップ開発に従事。
 働くなかで“大量生産・大量消費”の社会に違和感を抱き、2015年、滋賀のまちづくりプロジェクトにワークシフト。人のつながりのある“新しい幸せのカタチ”としての暮らし方を発信していく。現在は、ファッション企業を中心に、サステイナブルな思考を取り入れた経営アドバイザーやコーチング、自然・文化の講師、起業家育成などに従事。自身は、大病経験の2016年より、well-beingなライフスタイルを実践中。
※「和ウトドア」とは:日本の自然や文化の調和を「心」で感じるアウトドアスタイルのこと。
自然が持つ四季の美しさをあらためて感じたり、今まで意識していなかった文化や歴史に触れることで、「心の豊かさ」を気づくことができる。これからの未来に向け、人と自然の関係性を創造し、心豊かなライフスタイルを提供します。

★「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。

輪学 2020年度 第4回 訪れてうれしい、暮らして楽しい これからの「まちと交通」について考える

2020年9月25日(金)にZoomで開催した勉強会です。

住んでいる人が幸せなまちは、訪れる人もきっと幸せになれるまち。
それはどんなまちでしょう。にぎわいのあるまち? 人と人とのコミュニケーションが活発なまち? 便利で暮らしやすいまち?
あなたはどんなイメージを持っていますか。

輪の国びわ湖では、自転車をキーに「地域と未来を豊かにする社会」をつくることをめざしています。
地域と未来を豊かにする、社会。そこではまちはどんな姿をしていて、そこにはどんな交通システムがあるのでしょうか。
交通まちづくりの専門家から学び、これからのまちと交通のあり方と、どのようにそれを実現していけばよいのかをみんなで考えましょう。

■話題提供:正司健一さん(神戸大学名誉教授,特定非営利活動法人 持続可能なまちと交通をめざす再生塾 理事長)
■主催:輪の国びわ湖推進協議会

★正司健一さんプロフィール:

都市公共交通の運営,交通需要マネジメント,鉄道企業の経営戦略等に詳しく、著書・講演等多数。空港・道路・鉄道・電気通信などのネットワーク・インフラ整備,交通まちづくり,行財政改革の議論等にも参画している。
●著書「都市公共交通政策:民間供給と公的規制」,「ポスト・モータリゼーション-21世紀の都市と交通戦略」(共著)
●受賞:第23回国際交通安全学会賞 著作部門(2002)、日本交通学会賞 著書の部(2002),論文の部(2011),交通文化賞(2020)

★「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。


上へ