鬼退散!?藤の花咲く五月の志那三郷をめぐるサイクリング in 湖岸緑地公園(5/3・6)

①湖岸緑地・志那3駐車場に9時30分集合!(受付:9時より)
②爽やかな春のびわ湖岸や内湖周囲をサイクリング
③烏丸半島(みずの森)で休憩
④藤棚のある3つの神社・志那三郷(三大神社、惣社神社、志那神社)を見学
 三大神社の藤棚は「砂擦りの藤」として有名です。
⑥かつての志那湊への道「志那街道」を通って…
⑦「蓮海寺」へ 
⑧志那3駐車場にて解散

5月3日(火)、6日(金)(9時より受付開始)
約2.5時間:距離約13km 
料金:おひとり7,000円(税込) 

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000216458/activity/l00003D28D/?ccnt=planList-in&screenId=OUW2210&dateUndecided=1&asbGenreCd1=g1_04&asbGenreCd2=g2_07&influxKbn=1

一面に広がる梨の花と梨農家さんに会いに行く、彦根梨フルーツサイクリング(4/29)

みなさん、「彦根梨」ってご存じですか?

曽根沼干拓地で栽培されている彦根の名産なんです。「彦根梨」の特徴として樹上で完熟させてから収穫するため、とても甘みが強くみずみずしいことが挙げられます。

ファーマーズマーケット美浜館を始めとする直売所で7月下旬から販売される彦根梨には、毎年多くの人が買いに求め、あっという間に売り切れてしまうほどの人気なんだとか!

そんな彦根梨の花がちょうど4月末頃に咲き、果樹園のある一帯を白く染め大変美しい風景が広がります。

梨農家さんにとっては、花に受粉作業を行うことで美味しい梨作りを行う大事な時期でもあります。

しかし、今回そんな梨農家である西川様より「この時期の梨の花を是非見に来てほしい!」とのありがた~いお話をいただき、今回のツアーを行うことにしました。

自然豊富な曽根沼湖岸緑地公園エリアなので、快適なEバイクで心地よい風を感じてサイクリングしながら現地へと向かいたいと思います。

果樹園の中を駆け抜ける体験はこの時期だけ!

さらには、彦根梨の話を農家さんから直接聞けるのもこのツアーだけのスペシャルな企画です。

GWの行先は彦根梨から始めませんか?

開催日時:2022年4月29日(祝) 9:30~13:00 ※終了時間は多少前後する可能性があります。

集合場所:曽根沼湖岸緑地公園 駐車場(MAP) 〒522-0059 滋賀県彦根市三津屋町

受付時間:9:00~9:30

詳しくはこちらをご覧ください。
https://eomicycling.jp/2022/04/13/tour20220429/

「ビワイチ公式ガイドブック びわ湖一周・滋賀じてんしゃ旅」

輪の国びわ湖推進協議会が、滋賀県各地でサイクリングツアーの実施や自転車利用をすすめる活動をしている人たちといっしょに制作した「ビワイチ公式ガイドブック びわ湖一周・滋賀じてんしゃ旅」が、雑誌「サイクルスポーツ」の八重洲出版さんから、発売されました!

びわ湖や滋賀県各地を普段から走っている、地域に詳しい人たち十数人が、自転車で走り回り、観て、食べて、集めた情報満載!

ビワイチをはじめ、東海道・中山道などの旧街道コース、陶器のタヌキで知られた信楽や、忍者の里・甲賀、まるで海外の風景のようなマキノのメタセコイア並木など、初心者でも気軽なコースから、上級者向けの峠越えまで滋賀県内各地をめぐる計17コースを掲載。持ち運びやすいハンディサイズ&詳細地図もうれしいポイントです。

  

ヤエスメディアムック743
ビワイチ公式ガイドブック びわ湖一周・滋賀じてんしゃ旅
定価1,320円<A5・172ページ>

CONTENTS
・ビワイチ(びわ湖一周サイクリング)

・近江の旧街道を味わう旅
 (東海道/中山道/北国街道/鯖街道)

・近江鉄道に乗っていこう!
 御代参街道〜水口・蒲生野線の旅
 日野駅発、ダムとグルメ満喫の度
 八日市駅発、湖東近江路の旅

・みんなに教えたい地域の宝物
 大津の歴史文化遺産を満喫
 信楽のええもん、うまいもん
 甲賀・杣街道と忍者の里をめぐる
 ほたるの町・守山ぐるり一周
 近江八幡・よし笛ロード散策ライド
 米原・水の里の旅
 長浜の暮らしと仕事を訪ねる
 「オクイチ」〜奥びわ湖の大自然をめぐる
 高島エリア自然堪能

・ 詳細地図41ページ

全国の書店、amazonで好評発売中!

※本書の中で、女性2人のモデルの衣装は、株式会社モンベル・ジャパンエコトラック推進協議会様よりご提供いただきました。

ガイドさんと巡る彦根満喫サイクリングツアー【JR西日本×サイクルベースあさひ共同特別企画】(5/14,15,21,22)

JR西日本とサイクルベースあさひの共同企画で、滋賀県を舞台とした新しいサイクリングツアーが登場!
スタート地点は彦根エリアの玄関口であるJR彦根駅。
この春は駅からはじまるゆったりサイクリングで心を身体をリフレッシュしてみませんか♪

今回用意したコースは2種類!
お時間や目的に合わせて選んでいただくことが出来ます♪

①【お手軽2時間】ぐるっと彦根城下町サイクリングツアー
日程:5/14(土)、5/21(土) 午前コース、午後コース(それぞれ2時間)

②【たっぷり半日】彦根のパワースポットを巡るサイクリングツアー
日程:5/15(日)、5/22(日) 約6時間

詳しくはこちらを御覧ください。
https://chiririn.jp/portal/event/2022/03/5-jr.html

駅からはじまるゆったりサイクリング in 彦根

JRおでかけネットサイトで、「駅からはじまるゆったりサイクリング in 彦根」として、彦根のおすすめコースや、動画が公開されています。
彦根にサイクリングに行くと、ICOCAポイントがもらえるキャンペーンも開催されています。

https://www.jr-odekake.net/navi/hikone_cycling/?fbclid=IwAR39Ee9TMYtKlNTBPZz0dBpdrBevZ47_rMeTK6hWHQ8YpuoYvIBN-z9J8oM

輪学2021年度 第5回 サイクルトレイン・バスで都市と農村を繋ぐ、神戸農村サイクリングはどのようにして生まれたのか?

2022年3月18日(木)にZoomで開催した勉強会です。

昨年秋、神戸でサイクルツーリズムの大きな実証実験が行われました。
神戸というと都会をイメージしますが、六甲山を隔てた北区や西区には農村が広がります。
その都市部と農村をサイクルトレイン・バスでつなぎ、農村地域の活性化を図ろうと交通事業者、地域の事業者、自治体が協力し、神戸市都心部から農村地域へ計6往復のサイクルトレインと、8往復のサイクルバスを走らせ、8回のガイド付きツアーが実施されました。
実はこの実証実験は、事業の取りまとめをされていた株式会社JR西日本コミュニケーションズの担当者、臼井綾香さんの個人的な思いから始まったものでした。
この神戸農村サイクリングは、どのようにして生まれ、広がっていったのか?
そして今後何を目指すのか?
臼井さんに個人としての立場からお話しいただきます。

臼井綾香さん プロフィール

神戸市生まれ、育ち。広告代理店勤め。
2019年に偶然参加したイベントで、神戸市の農村地域を含めた魅力を知ったことをきっかけに、地域活動に関わるようになる。
2020年に参加した創業支援プログラム「神戸農村スタートアッププログラム」で、志を同じくする仲間と出会い、
趣味でもあった自転車を使った農村地域でのにぎわい作りに取り組み始めている。
イベント関連のディレクション等の職歴を活かし、地域でのイベント企画や広報物制作等のサポートを行う。

「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。
感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、
自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。

「滋賀県サイクリストにやさしい宿」を公開しました

新しく「滋賀県サイクリストにやさしい宿」の制度ができました。
自転車を部屋に持ち込めたり、屋内の安全な場所で保管できるなど、サイクリスト向けのサービスが充実した宿泊施設が現在50件登録されています。
ビワイチや滋賀のサイクリングの際にぜひご利用ください!

滋賀県サイクリストにやさしい宿

信楽の桜をEバイクに乗って見に行こう! 大戸川から畑のしだれ桜まで…春の信楽満喫サイクリング(4/9)

信楽は陶芸ばかりが有名ではありますが、桜のシーズンになるとあちらこちらに桜並木があらわれます。それは信楽の中心からちょっと離れたエリアだったりするのです。そんな緋色から桜色にそまった信楽を巡るのはやはり自転車が気持ちいい!

この時期はサイクリストもたくさん信楽入りしますが、是非普段はサイクリングされない方にも是非信楽の春を体験してほしいと思います。

【開催日】2022年4月9日(土)
【所要時間】6.5時間
【料金】おひとり13,800円(税込)

※詳しくはこちらをご覧ください。
https://eomicycling.jp/2022/03/11/20220409tour-2/?fbclid=IwAR3A4EeF_qPXJRVdZ7Zl5FT30qn0YkU6m7WkLbAssoU1DuaO7ZAPICKc9I8

乗りやすいEバイクでのサイクリングを是非体験してみませんか?(3/26)

心地よい春の日差しの中を、快適で乗りやすいEバイクに乗ってサイクリングしてみませんか?

ちょっとまだ満開には早いかもしれませんが、大津の桜スポットをゆっくりのんびりと巡ってみたいと思います。
使用する自転車は乗りやすいミニベロタイプの電動アシスト車。
ガイドが付いてゆっくりご案内しますので、初めての方でも安心してご参加いただけます。

募集内容

場所:大津駅前公園(滋賀県大津市京町3丁目1−3 MAP )
開催日:2022年3月26日
時間:13時~15時(12時30分に集合してください。簡単な乗り方のレクチャ―などをしてからスタートします)
参加費:2000円(税込)

※詳しくはこちらを御覧ください。
https://eomicycling.jp/2022/03/09/event20220326/

米原駅サイクルステーションに「レイクグラスミュージアム」誕生

LAKE GRASS MUSEUM

MLGs × ビワイチ × 米原駅サイクルステーション
With Rethink PROJECT

運営日時:2022年3月10日〜2023年3月31日
     9:00〜17:00(参加受付11:00〜17:00)
場所:米原駅サイクルステーション(JR米原駅構内東口1F)

この度、米原駅サイクルステーションにレイクグラスを展示するミュージアムが誕生しました。
レイクグラスとは、びわ湖岸に捨てられた空き瓶などのごみが長い時間をかけて水流の影響を受け、変化したものを指します。
湖で拾ってきたレイクグラスをお持ちになれば誰でもこのミュージアムで展示させていただきます。
もしご希望であれば展示してあるレイクグラス一つと交換できます。(お一人さま一つずつになります。)

本件に対するお問い合わせ
びわ湖一周レンタサイクル TEL:090-3863-8453

RITTOサイクルスタンプラリー2022(2/24〜3/28)

豊かな自然と歴史あふれる「緑と文化のまち栗東(りっとう)」を巡るサイクルスタンプラリー!!

スマートフォンから参加し栗東市の魅力スポットを巡りスタンプを集めよう。
各スポットを巡り獲得したポイントに応じて抽選で豪華賞品をプレゼント!
栗東市が育んできた歴史や豊かな自然を体感できるスポットを巡って栗東市の魅力を体感しよう!!
今回は、新機能のスポット音声ガイドも搭載!!
りっとうの魅力を再発見しませんか!?

【開催期間】 令和4年2月24日(木)~3月28日(月)
【開催場所】 栗東市全域

詳しくはこちらを御覧ください。
https://www.ritto-kanko.com/event/detail/?id=155

「忍びの里サイクリングマップ」配布開始!

伊賀・甲賀をめぐる「忍びの里サイクリングマップ」の配布が始まっています。
忍者の里の歴史遺産をめぐる、初級から上級までの3つのコースを掲載しています。
滋賀県や、三重県の公共施設や観光関連施設で配布中!

このマップのコースを使った「日本遺産忍びの里伊賀・甲賀サイクリングスタンプラリー」も開催中です。
https://www.city.koka.lg.jp/19859.htm

日本遺産忍びの里伊賀・甲賀サイクリングスタンプラリー(2/22-3-21)

2022222日「忍者の日」から日本遺産忍びの里伊賀・甲賀サイクリングスタンプラリーを開催します。

新しく設定したサイクリングコースで、伊賀と甲賀の見所を巡る全長64km、獲得標高700m程のコースです。日本遺産の構成文化財等を周遊し今に残る忍者の面影を感じながら、スタンプを集めてください。

応募いただいた方から抽選で景品をご郵送にてプレゼントします。

〈開催期間〉

令和4年2月22日(火曜日)~令和4年3月21日(月祝)

詳しくはこちらを。
https://www.city.koka.lg.jp/19859.htm

しぶき氷って知ってますか?

こんにちは、ご無沙汰しております。えーおうみサイクリングツアーズのフナズシマルです。

今年はほんとに雪がよく降りますね。湖北方面はまだまだ積雪もあるのでビワイチも難しい状況が続いています。ただ滋賀県のスキー場(滋賀にはスキー場がいくつかあるんですよ)は今年は雪不足に悩まされることもなく嬉しい状況が続いているとのこと。まあ、世の中悪いことばかりではないですね。

そんな寒い季節の滋賀ですが、地域によって見える景色もかなり違ってきます。さきほどの雪なんて彦根あたりでは年末年始の積雪60cmとかだったのに、草津あたりはまったく雪のかけらもなかったり。全く雪のない守山のなぎさ公園からびわ湖の対岸を見れば、真っ白な比良山が聳える景色が見えて、インスタで「琵琶湖の向こうとこっちで異世界感あふれててウケる」ってバズってたり…。

 

草津あたりは雪は少ないのですが、この極寒の時期ならではの自然現象があるんです。

それは「しぶき氷」って言う現象です。

 

琵琶湖では比叡山や比良山の方面から大変強い風が対岸に吹き付け、それによって昔から船が転覆するなどの悲劇も生まれるくらいでした。比叡おろしや比良八荒と呼ばれて漁師や旅人から恐れられていたのです。今でもJR湖西線は強風でしょっちゅう運行停止になっております…。

そんな風が極寒のこの時期に対岸に吹き付けた結果、このような氷のアートが生まれるのです。

こんな形や、

こんなもの…

日が昇ると黄金の氷柱も。

 

これらが見れるのはなぜか、南湖の守山から草津の湖岸だけだったりします。(他地域もあるらしいですが、ここまで大きなものは草津の志那エリアあたりが多く発生します。風の向きの関係ですかね?)

しかも氷点下付近まで気温が下がるとっても寒い日に、比叡山からの強風が重なった時にだけ見れる現象なので、見れたらかなり貴重です。(この日もじっとしてたら手がかじかむくらいに寒い朝でした)

 

自転車に乗る機会が少なくなるこの時期。

ちょっと早起きしてとっても寒かったら、こんな景色を期待してもいいかも…。

 

文:え〜おうみサイクリングツアーズ ・一丸 剛(フナズシマル) @eomicycling

https://eomicycling.jp/

 

輪学2021年度 第5回 サイクルトレイン・バスで都市と農村を繋ぐ、神戸農村サイクリングはどのようにして生まれたのか?(3/18)

昨年秋、神戸でサイクルツーリズムの大きな実証実験が行われました。
神戸というと都会をイメージしますが、六甲山を隔てた北区や西区には農村が広がります。
その都市部と農村をサイクルトレイン・バスでつなぎ、農村地域の活性化を図ろうと交通事業者、地域の事業者、自治体が協力し、神戸市都心部から農村地域へ計6往復のサイクルトレインと、8往復のサイクルバスを走らせ、8回のガイド付きツアーが実施されました。
実はこの実証実験は、事業の取りまとめをされていた株式会社JR西日本コミュニケーションズの担当者、臼井綾香さんの個人的な思いから始まったものでした。
この神戸農村サイクリングは、どのようにして生まれ、広がっていったのか?
そして今後何を目指すのか?
臼井さんに個人としての立場からお話しいただきます。

■日時:2022年3月18日(金)19:00~21:00
■場所:Zoomを使用し、オンラインで開催
■話題提供:臼井綾香さん
■参加費:無料
■主催:輪の国びわ湖推進協議会

■問合せ・申込み:
3月18日輪学参加申込みと記載の上、お名前とメールアドレスを以下までお知らせください。
輪の国びわ湖推進協議会 事務局
FAX 050-3730-5843(連絡先のメールアドレスをご記入ください)
E-MAIL wagaku@biwako1.jp
※申し込みいただいたメールに参加方法など詳細をお送りいたします。
 <wagaku@biwako1.jp> からのメールが受け取れるように設定をお願いいたします。
※終了後にZoomでオンラインの懇親会を行います。

臼井綾香さん プロフィール

神戸市生まれ、育ち。広告代理店勤め。
2019年に偶然参加したイベントで、神戸市の農村地域を含めた魅力を知ったことをきっかけに、地域活動に関わるようになる。
2020年に参加した創業支援プログラム「神戸農村スタートアッププログラム」で、志を同じくする仲間と出会い、
趣味でもあった自転車を使った農村地域でのにぎわい作りに取り組み始めている。
イベント関連のディレクション等の職歴を活かし、地域でのイベント企画や広報物制作等のサポートを行う。

「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。
感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、
自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。

令和3(2021)年度 滋賀県自転車通勤体験事業 意見交換会

自転車通勤を進めよう 気候変動対策・健康増進・業務効率の改善に
(オンライン開催) 2022.2.3(木)

滋賀県では、CO2排出量の削減と、働き世代の健康維持をめざして、自転車通勤を推進しています。
今年度の「滋賀県自転車通勤体験事業」に参加された事業者の皆さんによる意見交換会をオンラインで開催しました。
自転車通勤に取り組まれた各事業所による報告と、自転車通勤を推進するためのポイントについての講演、今後の課題などについて意見交換を行いました。

●参考 令和3年度 滋賀県自転車通勤体験事業
https://www.biwako1.jp/news/20210719231454.html

主催:滋賀プラス・サイクル推進協議会、輪の国びわ湖推進協議会
共催:一般社団法人滋賀グリーン活動ネットワーク・エコ交通研究会

プログラム

挨拶 自転車通勤モデル事業について
    滋賀県交通戦略課
紹介 実践者による体験報告
    輪の国びわ湖推進協議会
実践報告 自転車通勤体験の取り組み成果
      日野町役場
      ベストハウスネクスト株式会社
講演 自転車通勤を推進するためのポイント
    自転車活用推進研究会 松浦 是 氏
意見交換 自転車通勤の推進のために
    日野町役場、ベストハウスネクスト株式会社、(NPO碧いびわ湖)
    一般社団法人 滋賀グリーン活動ネットワーク
    松浦 是 氏、滋賀県交通戦略課
挨拶、事務連絡

サイクルツーリズムシンポジウム2021-2022「びわ湖サイクルツーリズムが拓く持続可能な社会~SDGsと気候危機の時代に自転車旅ができる貢献~」(2/19)

自転車は移動手段として便利で、地域がもつ有形・無形の魅力を五感で味わうことができるだけでなく、自然環境にもやさしいモビリティです。
地球規模で「環境」に対する関心が高まるなか、ツーリズムにおいても、持続可能な観光(サステナブルツーリズム)への取り組みの必要性が問われ、国際的には「サステイナブルツーリズムに取り組んでいない観光地は10年後には淘汰される」とも言われています。
そこで本年度は、「GSTC基準(持続可能なツーリズム基準)」にスポットをあて、滋賀県からだからこそ発信できるサイクルツーリズムの在り方について考えます。GSTC基準の基本的な考え方から、実際に滋賀県下で取り組んでいる方々の声を拾い、自然と共生してきた滋賀の伝統的な暮らしと景観が私たちの社会の持続可能性とどうつながっているか、そこにサイクルツーリズムが果たせる役割を考え、今後の活動につなげるきっかけとします。

GSTCとは

Global Sustainable Tourism Council、グローバルサステナブルツーリズム協議会(世界持続可能観光協議会)の略。
持続可能な観光の国際基準を策定・管理する国際機関。
世界持続可能観光協議会 (GSTC) 基準(クライテリア)は、観光地や観光関連事業者らが最低限達成すべきものとして作られています。

■日時:2022年2月19日(土)13:30~16:30

■場所:ZOOMを用いてオンラインで開催

参加費:無料

■内容:基調講演「持続可能な観光の国際基準と国内外の動向について」
       グローバルサステナブルツーリズム協議会(GSTC)公認講師  高山 傑 氏 
     滋賀におけるサイクルツーリズムの考え方
       ホテル琵琶レイクオーツカ 支配人 山極 明宏 氏
       和ウトドア 主宰        福冨 雅之 氏
       輪の国びわ湖推進協議会 会長  藤本 芳一
     ディスカッション「滋賀からの発信 サイクルツーリズムが拓く持続可能な社会」
       パネリスト
         GSTC公認講師           高山 傑 氏
         ホテル琵琶レイクオーツカ 支配人 山極 明宏 氏
         和ウトドア 主宰        福冨 雅之 氏
         輪の国びわ湖推進協議会 会長  藤本 芳一
       コーディネーター
         輪の国びわ湖推進協議会 事務局長 佐々木和之

■主催:滋賀プラス・サイクル推進協議会 輪の国びわ湖推進協議会
    歴史街道推進協議会

■申込み:2月18日(金)までに以下の申込画面、または輪の国びわ湖推進協議会(FAX:050-3730-5843)まで、参加人数、参加者全員のお名前、代表者のご住所、所属、メールアドレスをご記入の上、お申し込みください。
フォームでお申し込みの場合は、wagaku@biwako1.jpからのメールを受け取れるように設定お願いします。

お申し込みフォーム

 

プロフィール

高山 傑(たかやま まさる)氏

グローバルサステナブルツーリズム協議会(GSTC)公認講師・選挙委員

1969 年京都市生まれ。カリフォルニア州立大。10 年以上のアメリカと1年半のコスタリカ留学を経て80 か国700 都を滞在・訪問。持続可能な観光の国際基準の策定と審査については日本で第一人者と自負。ライフワークとしては、アジア国21 か国のエコツーリズムネットワーク理事長として活動するほか、訪日外国人向けのエコラグジュアリーツアーを旅行会社として日本各地で開催。2015 年からは文化財を活用した国際観光にも着手。日本の美しさを次世代に継承するために奮闘している。アジア太平洋観光交流センター(UNWTO 支援機関)サステナブルツーリズム 推進センター委員。観光庁持続可能な観光ガイドラインアドバイザー、他。

活動領域:
持続可能な観光の国際基準に基づく観光地(DMO)、宿泊施設、ツアーオペレーター(旅行会社)への助言、コンサルティング、認証制度取得に向けての後方支援、エコツーリズムや自然公園など保護地区における国際観光に関する全般

山極 明宏(やまぎわ あきひろ)氏

株式会社大塚商会 琵琶レイクオーツカ支配人

滋賀県生まれ滋賀県育ち。大学卒業後、守山市「サイクリストの聖地碑」前にあるホテルに入社、ホテルスタッフとして、またプラネタリウム解説員として従事する。この前職ホテル在籍中、サイクリングを趣味にしたこともあり、「ビワイチ」に関わり始め、宿泊施設としてのビワイチサイクリスト誘致に取り組む。2019年、琵琶レイクオーツカ入社、「滋賀県一サイクリストに優しいホテル」を目指し、日々活動中。滋賀の風景である「飛び出し坊や」コレクションマニアでもあり写真展を開いたこともある。現在サイクリングしながら飛び出し坊やの写真を撮るというのが休日の過ごし方。

福冨 雅之(ふくとみ まさゆき)氏

和ウトドア/主宰
トミープランニング/代表
一般社団法人my turn/理事
京都ソーシャルイノベーション研究所/フェロー

1969年京都府生まれ/社会生態研究家
・フェアトレード及びサスティナブルな製品開発に取り組むファッション企業の経営アドバイザー&コーチング。
・クリエイティブワーカー育成塾の運営。
・起業スタートアップセミナー講師。

経歴:

1991年、京都のアパレルベンチャー企業に就職。京都、神戸、大阪へと25年間レディースファッションに携わり、営業、企画、小売を経験し、ブランドプロデュースやセレクトショップ開発に従事。
働くなかで“大量生産・大量消費”の社会に違和感を抱き、2015年、滋賀のまちづくりプロジェクトにワークシフト。
人のつながりがある幸せのカタチ”を発信していく。
現在は京都・滋賀で、地域の生態系を創る「living lab 」にも関わり、well-beingなライフスタイルを提案している。

※「和ウトドア」とは、日本の自然や文化を ”心” で感じるアウトドアスタイルのこと。
自然が持つ四季の美しさをあらためて感じたり、今まで意識していなかった文化や歴史に触れることで、“心の豊かさ” に気づくことができる。自然と人の架け橋となり、その ”心の豊かさ” を次の世代につなげていきたい。

藤本 芳一(ふじもと よしかず)

輪の国びわ湖推進協議会会長、自転車ライフプロジェクト代表。

自転車マップ作りを中心に、自転車の良さを多くの人に伝え、自転車のファンと適正な利用者を増やしていくための活動を行っている。
これまでに日本全都道府県と海外50ヵ国を自転車で走る。
共著に『サイクルツーリズムの進め方 自転車でつくる豊かな地域』(学芸出版社)、『ちずたび びわ湖一周自転車BOOK』『ちずたび 京都と出会う自転車BOOK 市内版』『ちずたび 京都を走る自転車BOOK ロングライド版』(西日本出版社)等。

佐々木 和之(ささき かずゆき)

輪の国びわ湖推進協議会事務局長 ・水色舎(すいしょくしゃ)代表

1973年東京都生まれ。滋賀県立大学を経て、九州工業大学大学院博士後期課程単位取得 退学。河川空間における住民行政連繋を研究していたことから、2009年川づくり・まち づくりコンサルタント水色舎(すいしょくしゃ)起業。輪の国びわ湖推進協議会の設立 業務を担当し、設立時から事務局長。滋賀の自転車活用推進の官民連携団体である滋賀 プラス・サイクル推進協議会にも、元となったプラン策定時から関わる。

令和3(2021)年度 滋賀県自転車通勤体験事業 意見交換会 自転車通勤を進めよう 気候変動対策・健康増進・業務効率の改善に

滋賀県では、CO2排出量の削減と、働き世代の健康維持をめざして、自転車通勤を推進しています。
今年度の「滋賀県自転車通勤体験事業」に参加された事業者の皆さんによる意見交換会をオンラインで開催します。
自転車通勤に取り組まれた各事業所による報告と、自転車通勤を推進するためのポイントについての講演、今後の課題などについて意見交換します。
聴講はどなたでもできます。気候変動対策や健康への取組のヒントを探している方、自転車通勤を進めたいと考えている皆さまのご参加をお待ちしております。

●参考 令和3年度 滋賀県自転車通勤体験事業
https://www.biwako1.jp/news/20210719231454.html

日時:2022年(令和4年)2月3日(木)10:00-12:00
場所:Zoom会議室
主催:滋賀プラス・サイクル推進協議会、輪の国びわ湖推進協議会
共催:一般社団法人滋賀グリーン活動ネットワーク・エコ交通研究会

プログラム(予定)

10:00 挨拶 自転車通勤モデル事業について
     滋賀県交通戦略課
10:10 紹介 実践者による体験報告
         輪の国びわ湖推進協議会
10:20 実践報告 自転車通勤体験の取り組み成果
         日野町役場
         ベストハウスネクスト株式会社
11:00 講演 自転車通勤を推進するためのポイント
         自転車活用推進研究会 松浦 是 氏
11:20 意見交換 自転車通勤の推進のために
     日野町役場、ベストハウスネクスト株式会社、(NPO碧いびわ湖)
     一般社団法人 滋賀グリーン活動ネットワーク
     松浦 是 氏、滋賀県交通戦略課
11:55 挨拶、事務連絡

問合せ・申込み

2月2日(水)18時までに以下の項目をメールにてお知らせください。

 ・お名前 ・ご所属 ・メールアドレス

ご連絡いただいたメールアドレスにZoom会議室のURLをお送りいたしますので、<eco-traffic@biwako1.jp> からのメールが受け取れるように設定をお願いいたします。

輪の国びわ湖推進協議会 エコ交通担当
eco-traffic@biwako1.jp

輪学 2021年度 第4回「新春交歓会! 実現したい、自転車の夢」  今年もやります、新年の宴!(1/21)

新春一発目の輪学の話題提供者は、皆さん自身です。
昨年できたこと、やり残したことをふりかえって、今年の抱負を披露し合いましょう。私が住みたい自転車のまちはどんなまち? 私が楽しみたいサイクルツーリズムはどんな旅? これから流行らせたい自転車とは?
そのために今年は何をするつもりなのか……!?
ほら吹き上等、共感する人を集めて、夢の実現をめざしましょう。
画面の前に飲み物とおつまみを準備し、楽しく盛り上がりましょう。
やりたいことがある人も、刺激を受けたい人も、ネットワークを広げにお気軽にご参加ください。
 ※先月のご案内から、日程を変更しています。ご注意ください。

■2022年1月21日(金) 19:00〜21:00
■場所:Zoomを使用し、オンラインで開催
■話題提供:参加者の皆さま
■参加費:無料
■主催:輪の国びわ湖推進協議会

問合せ・申込み:
1月21日輪学参加申込みと記載の上、お名前とメールアドレスを以下までお知らせください。
輪の国びわ湖推進協議会 事務局 FAX 050-3730-5843
            E-MAIL wagaku@biwako1.jp
※携帯メールの場合、パソコンからの返信メールが受け取れるように設定してください
※申し込みいただいたメールに参加方法など詳細をお送りいたします。
※終了後にZoomでオンラインの懇親会を行います。

「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度も定期的に開催していきます

輪学 2021年度 第3回 自転車と公共交通機関の活用で豊かになる暮らしと観光 〜福井からの挑戦〜

2021年12月23日(木)にZoomで開催した勉強会です。

福井県で自転車を軸にツーリズムやまちづくりなどに取り組まれている福井工業大学の吉村朋矩さんにお話をうかがいます。
吉村さんは、福井県大野市や高浜町などで学生や地域の方と共に自転車走行環境の整備や、サイクルツーリズムによる地域資源の発掘を通じて自転車と公共交通を活かした「誰もが暮らしやすいと思えるまち」づくり関する研究・実践を進められています。
今回は福井県における取り組みをご紹介いただき、あわせて、隣県である滋賀県との連携についても意見交換を行います。

吉村朋矩さん プロフィール

幼少期を京都・滋賀で過し、大学入学をきっかけに福井の地へ。
2017年講師を経て福井工業大学工学部建築土木工学科の准教授となる。
専門は交通計画や都市計画。2019年度より福井県自転車活用推進計画検討会議委員として、福井県の自転車まちづくりに参画。

「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。

愛車じまん MINEYAN

「びわこじてんしゃ2021 春 Vol.17」より

 2016年からロードバイクに乗っている大阪市在住の40代の男性です。
 愛車はMERIDA SCULTURA700のフルR9100にレー0コンペを履かせてます。
 ビワイチは2020年10月現在で8回達成してます。多い時は年に3回チャレンジしました。
 毎回自走で、明け方の3時頃に大阪市北区の家を出発し、京都→天ヶ瀬ダム→瀬田唐橋を起点としてチェックポイントのラリーをしながら瀬田唐橋に戻るフルビワイチを楽しんでその日の夜の7時〜9時に帰宅しています。
 全て認定証をいただいており、毎年ステッカーの色が何色になるのか楽しみにしています。

ビワイチコミュニティ
ナショナルサイクルルート「ビワイチ」指定1周年記念イベント

「びわこじてんしゃ2021 春 Vol.17」より

2020年11月、ビワイチがナショナルサイクルルートに指定されてから1周年を記念して、県主催で「ビワイチ記念イベント」が開催され、輪の国からもメンバーが参加しました。

 

 スタートは守山市の琵琶湖サイクリストの聖地碑。まずは全員で聖地碑の前で記念撮影。そこから5班にわかれ、それぞれサイクルガイドがペースメーカーとなって彦根港を目指します。

 途中、藤ヶ崎龍神で小休憩や記念撮影をし、初めの休憩地点・長命寺港へ。「たねや」のご協力でエイドステーションでは、なんとバームクーヘンとお茶が用意されていました。

 彦根港に到着すると、サイクルサポートステーションでビワイチを応援する平和堂から「がっつり」美味しいお弁当が用意されていました。からあげグランプリ スーパー惣菜部門2年連続最高金賞受賞の「生姜香る!! 鶏もも唐揚げ」が入ったサイクリストには嬉しいボリュームでした。

 彦根港から海津まではびわ湖を船で渡ります。自転車を船に乗せるサイクルージングは、普段でも予約すれば楽しむことができます。

 彦根~竹生島~マキノ港を結ぶオーミマリンの航路では、自転車をそのまま船に載せることができます。ゆったりとした湖上クルーズで琵琶湖の魅力を満喫しながら、楽々移動できます。

 彦根港から多景島、竹生島を湖上から眺望し、海津の港へ。湖畔沿いに並ぶ桜の木々を見ながら春の見事な風景を思い浮かべる。船から見るびわ湖の風景は特別です。

 海津の港からJRマキノ駅へ。ここからはサイクルトレイン。JR西日本のご協力で初めての試みです。

 いつもは苦労しながら自転車を分解して輪行バッグに入れて乗車するのですが、今回はそのままの状態でOK。スタッフがつり革を使って片側の座席に自転車を固定してくださいました。

 いよいよ走り出すと、いつもは湖西線には走らない電車だということで、どこから聞いたのか鉄道ファンが写真撮影。こちらも気分が浮き立ちました。車内からはびわ湖はもちろん、棚田が広がる風景など絶景が広がります。

 マキノ駅から堅田駅まではあっという間に過ぎました。堅田駅からはバスで出発地点のサイクリストの聖地碑の道路をはさんで向かいにあるマリオットホテルへ(走り足りない!と自走で琵琶湖大橋を渡ってゴールに向かう方々も)。ゴール地点では、ホテルのパティシエが手作りのスイーツで出迎えてくださいました。

 サイクリング、サイクルージング、サイクルトレイン。この組み合わせはここ「滋賀」だからこその贅沢な楽しみ方だと痛感、楽しく充実した時間を過ごすことができました。

(稲永 明子)

ナショナルサイクルルートとは

 ナショナルサイクルルート制度は、優れた観光資源を走行環境や休憩・宿泊機能、情報発信など様々な取組を連携させたサイクルツーリズムの推進により、日本における新たな観光価値を創造し、地域の創生を図ることを目的としています。そのため、ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすルートを国が指定することで、日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートとして国内外にPRを行い、サイクルツーリズムを強力に推進していくものです。
 ビワイチのほか、つくば霞ケ浦りんりんロードとしまなみ海道サイクリングロードの3本が指定されています。

輪の国スタッフ」おすすめお立ち寄りスポット
「近江八景のスポットをめぐる  南湖一周サイクリングツアー」を走って

「びわこじてんしゃ2021 春 Vol.17」より

 2020年12月2日(水)、「近江八景のスポットをめぐる 南湖一周サイクリングツアー」にガイドとして参加し走ってきました。

  近江八景は、大津の景勝地を中心にびわ湖の南部の「南湖」を中心に点在する八つの景勝地です。江戸時代には日本を代表する風景として知られ、絵や詩などで多くのものに表現されましたが、特に歌川広重の浮世絵風景版画は人気がありました。

 今回自転車で立ち寄った八つの景勝地・近江八景は、「粟津の晴嵐」「石山の秋月」「瀬田の夕照」「矢橋の帰帆」「比良の暮雪」「堅田の落雁」「唐崎の夜雨」「三井の晩鐘」です。距離にして約60km、時間は約8時間と一般の人が参加するガイドツアーとしては長距離・長時間なコースとなりました。

 一般参加者は、女性3名、男性7名の10名。自転車に乗りなれた人やほとんど乗らない人など様々な顔ぶれでした。当日は、12月のはじめとしては、それほど寒くもなく晴天に恵まれ、大津駅をレンタサイクルで走りはじめました。

 大津駅を出発し、びわ湖の西岸をなぎさ公園、粟津、石山、南郷洗堰と、左にびわ湖の風景を見ながらいくつかの景勝地に立ち寄り、快適なサイクリングでびわ湖を南下。

 瀬田の洗堰を渡ってからは、びわ湖の東岸を瀬田の唐橋、近江大橋、矢橋公園、左にびわ湖の風景を見ながら北上。いくつかの景勝地に立ち寄りながらも長く走り続け、昼食場所(道の駅草津の近く)へと到着。さほどの疲れもなく午後からの走りを思い、食事を楽しみました。

 食事を済ませ、後半の走りへと出発。まずは琵琶湖大橋を渡り、その後はびわ湖西岸を堅田、唐崎、三井寺へと南下し大津駅に到着する予定でしたが、ここから快適だったツアーは急変していきました。

 はじめは、堅田の浮御堂あたりで、一台自転車のパンクが発生、その後唐崎に着くまで三回 パンクが発生。その都度、立ち止まりパンク修理。予定時間より遅くなりはじめました。

 唐崎を出発した頃には、日が暮れだしはじめ、三井寺、大津駅へ急ぎ走り始めます。三井寺についた頃には、すでに暗くなり三井寺の仁王門もはっきり見えない状態でした。大津駅には午後5時過ぎと遅くになりましたが無事に到着しました。

 今回のサイクリングツアーは、トラブルの発生もありましたが、「近江八景」をめぐるというテーマで走ることの楽しさを体験することができました。さらに距離や長時間、コースを改善すると、もっと利用しやすい人気の出るコースになりそうだと思いました。

(山本 一男)

びわ湖の快適・安全な走り方
サイクリストを導くびわ湖の「青い輪」

「びわこじてんしゃ2021 春 Vol.17」より

 春の陽気に誘われて、久しぶりに湖周道路を走ってみると、新たな路面表示の存在に気づく。ビワイチがナショナルサイクルルートに指定されたこともあり、滋賀県が自転車の走行環境の整備を進めているのだ。今回は「青線」について、県の案内を参照してみよう。

 「青線」は県独自の路面表示で、ビワイチのルートを案内するとともに、自転車の走行位置を示すもの。低速、上級ルートがあり、自転車歩行者専用道路の「青線」はゆっくり走るサイクリスト向け、車道の「青線」は上級サイクリスト向けということになる。なお、反時計回りが推奨されており、主に道路の湖側に設置されている。

 現在、湖周道路の湖側の歩道に見える所は、ほとんどが自転車歩行者専用道路となっている。ここの「青線」は自転車のおおよその走行位置を示す。ただ、あくまで歩行者が優先で、自転車は低速(時速15km位を想定しているとのこと)で一列走行し、歩行者の近くを通過する時は徐行しなければならない。自転車歩行者専用道路は独立した道路の扱いで、歩行者は右側、自転車は左側通行が基本ルールとなる。幅が狭い場所もあり、追越しの時はもとより、対向車(者)がいる場合など、実際の走行にはかなりの慎重さが求められる。今後の利用者増加を考えると、歩行者、ランナーを含めた自転車歩行者専用の通行ルールの構築と周知の工夫、マナーの醸成が急務だと思う。

 車道の「青線」には、実線と破線とがあり、自転車はその左側を走る。矢羽は進行方向を示し、もちろん逆走、並走は禁止である。実線は比較的道路幅の広いところにあり、車は線を越えて自転車走行範囲に入らないよう求められている。一方、破線の方は車線内に引かれ、車は自転車への配慮が求められているものの、線をまたいで走行することも可能なので、自転車は注意する必要がある。県は今後道路の構造整備を進め、実線の部分を増やしていきたいとのことである。

 サイクリストを導くびわ湖の「青い輪」。今はまだ決して美しいとはいえない未完の輪ではあるが、未来の輝きを心に描きながら、ゆっくり春のビワイチを楽しもうと思う。

(南井 良彦)


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