輪の国スタッフおすすめ お立ち寄り情報 夏ならではの涼めるスポット

「びわこじてんしゃ 2015 夏 Vol.5」より

water あつ〜い夏、自転車に乗ってますか?

 今回は暑さを和らげる、涼めるスポットをご紹介します。

 まずは、暑いなら北へ逃げようということで奥琵琶湖エリアです。奥琵琶湖エリアは滋賀県の中でも緑豊かで爽やかな風が吹き抜けるリゾートです。大津や草津など、滋賀県南部の都市部と比べると幾分、暑さも和らいで感じます。

 特に旧賤ヶ岳トンネルは、少しキツ目の坂を登る必要がありますが、トンネルに入るとひんやりとした空気が心地よく、ヒルクライム後の発熱したカラダを鎮めてくれます。トンネルを抜けた先の絶景ポイントとあわせて、夏のおすすめスポットです。

 大浦から海津大崎の快走ルート(県道557号)も木陰で休めるので、涼めるスポットです。あまりにも暑いなら二本松水泳場で湖水浴しちゃうなんてことも出来ます。夏の日差しを浴びて、火照ったカラダを奥琵琶湖の綺麗な湖水に沈めてみるとなんとも言えない贅沢な気分を味わえますよ。

 滋賀県南部にも涼めるスポットはあります。びわ湖からは離れてしまいますが、信楽エリアは標高が高く、気温が低いので滋賀県南部のサイクリストの間では、夏の避暑ライドの定番になっています。

 瀬田川沿いに国道422号をたどって南下して、大石から信楽へ至るルートはアップダウンがありますが、交通量も少なく、並行する信楽川から漂う冷気を時折受けながら走れる快走区間です。

 信楽にたどり着けば、頑張って標高を稼いだ分、気温が下がり青々とした茶畑の間を通り抜ける高原ライドが楽しめます。信楽名物の巨大なタヌキの信楽焼をめぐって、陶芸を楽しむなんてプランも信楽ならではです。僕のオススメは信楽の隠れた名物である「信楽高原そば」です。信楽には地元の農家で育てられたそばを使った手打ちそばを食べられる蕎麦屋さんが点在しています。

 暑い季節も涼しく自転車を楽しみましょう♪ (熱中症には気をつけて)

(ニューフィールドワークス 新野恭平)