輪の国なう! 滋賀県議会議員の方と意見交換会を行いました

「びわこじてんしゃ 2016 秋 Vol.8」より

輪の国では、毎月第3水曜夜に南草津にメンバーが集まってワイワイと交流しながら、各事業を進めています。「輪の国なう」では、そういったわたしたちの旬な動きをちょっと紹介します。


総合交通・防災対策特別委員会の大橋通伸委員長(写真左)に要望書を提出

■自転車が使いやすい滋賀をめざして

滋賀県では今、県庁や湖岸の各市がびわ湖一周サイクリング(ビワイチ)をする方を増やすことで地域を元気にしていこうと様々な取り組みを行っています。そんな中、滋賀県議会の総合交通・防災対策特別委員会から輪の国に、「びわ湖一周サイクリングや自転車を活かした暮らしについて」意見を聞きたいという連絡があり、7月27日に意見交換会が催されました。県議会からは、議員の方が約10名、輪の国からは、会長、副会長、そしてレンタサイクル店や自転車店を営むメンバー等計5名が出席しました。まずは、輪の国の活動について説明し、メンバーからそれぞれの取り組みと県に望むことについてお話しさせていただきました。その後、議員の方からの質問に、輪の国のメンバーが答えました。内容は以下のとおりです。

■ビワイチの推進に必要なこと

マップ制作やレンタサイクル、地元がサイクリストを歓迎する雰囲気づくり、道の整備などがあるが、輪の国などの民間でもできることは民間に任せてほしい。しかし道路整備は自治体にしかできないので、それを重点的にお願いしたい。特に白鬚神社前や堅田-浜大津間、片山トンネルなどが危険なので改善してほしい。

■自転車のルール、マナーを向上させるために

スポーツ自転車に乗りサイクリングを趣味とする人は、ルールやマナーへの意識が高い。そのため、一般の人にも良い自転車に乗ってもらうことが第一。また、サイクリングツアーへの参加の機会を作り、その際に走り方やマナーについて説明する。その他、警察の取り締まり強化、学校や運転免許更新時の講習などを地道に積み重ねていくしかない。

■官民連携でビワイチをすすめたい

かなり活発に質問や意見が出て有意義な会になったと思います。終了後はさらに、施策を進めるための意見書を県議会宛に提出しました。これらの内容を参考に、ビワイチを始め日常生活でも自転車が使いやすい環境をぜひ作っていっていただきたいと願っています。

(輪の国びわ湖推進会議 会長 藤本芳一)


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