ビワイチ コミュニティ スマホアプリ活用で各自マイペースな集団ビワイチ

「びわこじてんしゃ 2019 秋 Vol.14」より

福田利佳さん (京都市)

3年前にレンタサイクルで一泊二日のビワイチをしたのがきっかけで、半年前にクロスバイクを購入。ビワイチは初めてという後輩の男性2名とともに日帰りビワイチに挑戦されました。

行程:2019年6月8日(土)前後2泊 彦根ステーションホテル発着  前日にホテル集合、ミーティング→朝5時に時間差で出発→高島びれっじでランチ休憩→  →道の駅米プラザでおやつ休憩→Cafe Voccoでティータイム→17時頃ゴールして打ち上げ  参加メンバー:福田利佳さん、中嶋宏之さん(ロード歴4年)、続木 剛さん(ロード歴2年)

 

予定は立てたが⋯⋯

 走りたい速度が違うので、iPhoneの「友達を探す」で、お互いの位置情報がわかるようにセットし、それぞれ自分のペースで走ることに。

 当日、彦根のホテルを私だけ5時出発、男子2名は6時に出発予定。前半は20キロ毎に休憩、湖北みずどりステーション、西浅井道の駅あぢかまの里近くでひとり休憩後、今津あたりで追いつかれる予定だった。そして、高島びれっじでみんなで昼ごはん。

 後半は、琵琶湖大橋手前の道の駅を含む、10kmごとくらいに休憩する。最後はCafe Voccoに集合して、ゴールまでは3人で走る、予定だった。

いきなりの大雨!

 ところが、湖北みずどりステーション手前で、大雨に! 20分休憩。位置情報を見ると、もう2人はすでに出発して長浜あたりにいるではあーりませんか! なに〜?? ずる〜!! こんなところで追いつかれたらイカン!  雨がやんだスキに、とりあえず再出発。ところがまた降り出す! 賤ヶ岳隧道に向かう大音の手前で雨宿り。そこで、早くも雨の中走ってきた2人に捕らわれる。

 どうするか? 周りは雨雲に囲まれてたので私はリタイアする気満々だったが、2人は遠方から来てるため、行けるところまで行きたいと主張。1時間以上のロスの後、3人で雨の中をゆっくり再出発。

 昼までに高島びれっじに到着したいし、雨宿りで十分休憩したのであぢかまの里あたりでも止まらず、走り続ける。雨の中で並んで走ると顔に前の自転車の水しぶきがかかりまくる。雨が止んだので湖北のトイレでカッパ脱ぎトイレ休憩。そこからも3人で走り、今津港で休憩。

 雨がやんで晴れてきて、気分よかったのは一瞬で、すごく暑くなる。このあたりでロード2人は本領発揮で、バラける。時速30キロ以上の走行にはついてけない。

好きなペースで、待ち合わせつつ、走る

 びれっじで追いつき、ランチ。40分休憩。次は琵琶湖大橋の道の駅で待ち合わせ、ソフトクリーム休憩。

 橋を渡り、適当なコンビニで待ち合わせ休憩。激向かい風と戦いながら、 Cafe Voccoで最後の休憩、ほっこり美味しいコーヒーを飲みながら、最後の10kmガンバローって気勢を上げ、ラストは揃って走ろうと再出発!

 彦根城で記念撮影し、ホテルへ帰る。シャワーあびて、琵琶湖の美味しいお店で達成祝賀のカンパイ! 思い出や反省などを語り、飲み飲み食べる! 至福の時間。ホテルへ帰り、寝る。

 明くる朝、ホテルの500円朝食で再び振り返りに花が咲き、解散! おわり!

始まる前からのビワイチ

 一日ビワイチはみんな初めて。三カ月前からSTRAVA*のアプリでお互いに各地で自主トレの記録をアップして刺激しあって楽しみました。それぞれ練習し、体力をつけ、150km走行の感覚を養いました。輪行バッグや日焼け止めチューブなど新しいグッズを揃えたりし、その上でやっと決行できたので、私達にとっては当日だけのビワイチではありませんでした。

 帰ってからも、共有していたSTRAVAでお互いの微妙な「平均速度」や「消費エネルギー」などを比べたり、写真交換などして、楽しめました。

 

*STRAVA:スマートフォンやサイクルコンピュータ等のGPS機能で走行ルートを記録し保存・管理し、ネット上で利用できるサービス。


上へ