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輪学 2020年度 第6回 「新時代、サイクルツーリズムのあり方を考えよう! ~well-being tourismの可能性を探る~」
2020年11月27日(金)にZoomで開催した勉強会です。
コロナ禍で社会は一変し、これからの暮らし方や生き方を考えさせられる機会となりました。
このような状況で、人の幸せや幸福度に関心が高まってきていると同時に、日本でもようやく“well-being”という概念が聞こえるようになってきました。
体と心の健康だけではなく、環境や地域にとってより良い社会を、ツーリズムを通じてどんなことが提供できるのか?
そして、関西では5年後の2025年に、大阪・関西万博が開催されます。
世界中からたくさんの人が集まるイベントでは、豊かな日本文化を発信できるチャンスでもあります。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、サブテーマに「多様で心身とも健康な生き方」と「持続可能な社会・経済システム」この3つのビジョンをバックキャスティングで発想し、サイクルツーリズムをどのようにデザインしていくか?
大阪→京都→滋賀をどうつないで、どういった魅力あるストーリーを提供できるか?
国土交通省からナショナルサイクルルートに認定された「ビワイチ」をどう活かせるか?もカギとなります。
これからの社会に向けて、皆さんと一緒に考えていきます!
※well-beingとは:身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念
■話題提供:福冨 雅之さん 和ウトドア主宰 ・my turn理事 トミープランニング代表
■主催:輪の国びわ湖推進協議会
★福冨 雅之さん プロフィール
1969年、京都府生まれ。1991年、京都のアパレルベンチャー企業に就職。
神戸、大阪へと25年間レディースファッションに携わり、営業、企画、小売を経験し、ブランドプロデュースやセレクトショップ開発に従事。
働くなかで“大量生産・大量消費”の社会に違和感を抱き、2015年、滋賀のまちづくりプロジェクトにワークシフト。人のつながりのある“新しい幸せのカタチ”としての暮らし方を発信していく。現在は、ファッション企業を中心に、サステイナブルな思考を取り入れた経営アドバイザーやコーチング、自然・文化の講師、起業家育成などに従事。自身は、大病経験の2016年より、well-beingなライフスタイルを実践中。
※「和ウトドア」とは:日本の自然や文化の調和を「心」で感じるアウトドアスタイルのこと。
自然が持つ四季の美しさをあらためて感じたり、今まで意識していなかった文化や歴史に触れることで、「心の豊かさ」を気づくことができる。これからの未来に向け、人と自然の関係性を創造し、心豊かなライフスタイルを提供します。
★「輪学」(わがく)とは
輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。