輪学2021年度 第5回 サイクルトレイン・バスで都市と農村を繋ぐ、神戸農村サイクリングはどのようにして生まれたのか?

2022年3月18日(木)にZoomで開催した勉強会です。

昨年秋、神戸でサイクルツーリズムの大きな実証実験が行われました。
神戸というと都会をイメージしますが、六甲山を隔てた北区や西区には農村が広がります。
その都市部と農村をサイクルトレイン・バスでつなぎ、農村地域の活性化を図ろうと交通事業者、地域の事業者、自治体が協力し、神戸市都心部から農村地域へ計6往復のサイクルトレインと、8往復のサイクルバスを走らせ、8回のガイド付きツアーが実施されました。
実はこの実証実験は、事業の取りまとめをされていた株式会社JR西日本コミュニケーションズの担当者、臼井綾香さんの個人的な思いから始まったものでした。
この神戸農村サイクリングは、どのようにして生まれ、広がっていったのか?
そして今後何を目指すのか?
臼井さんに個人としての立場からお話しいただきます。

臼井綾香さん プロフィール

神戸市生まれ、育ち。広告代理店勤め。
2019年に偶然参加したイベントで、神戸市の農村地域を含めた魅力を知ったことをきっかけに、地域活動に関わるようになる。
2020年に参加した創業支援プログラム「神戸農村スタートアッププログラム」で、志を同じくする仲間と出会い、
趣味でもあった自転車を使った農村地域でのにぎわい作りに取り組み始めている。
イベント関連のディレクション等の職歴を活かし、地域でのイベント企画や広報物制作等のサポートを行う。

「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ”の先をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
With コロナ、そして After コロナに向けて自転車利用はさらに脚光を浴びています。
感染拡大を防ぎつつ、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、
自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
一堂に集まることが物理的に難しい今、Zoomを活用して「オンライン輪学」を今年度は定期的に開催していきます。


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