輪学 2025年度 第2回「道路から考える、暮らしやすいまちづくり」(11/20)

自転車で走るときはもちろん、外に出るなら必ずお世話になっている道路。
道路のあり方は時代によって変遷してきました。かつての子どもの遊び場や井戸端会議の場としての道路は失われ、車を早く円滑に通す機能が重視されることが増えて、幹線道路の周辺では全国どこでも同じような風景が多くなっています。一方で、駅前で車の進入を禁止して、人々が憩う場としての広場のような道路も生まれてきています。日本では依然として少なくない交通事故を本気でゼロにする取組も海外では行われています。
私たちが幸せに暮らすために、これからの道路はどうあるとよいでしょうか。 
暮らしやすいまちのあり方を、道路という視点から考えてみましょう。

■日時:2025年11月20日(木)19:00から21:00
■場所:草津市立市民交流プラザ 小会議室1およびオンライン
   (JR南草津駅直結 フェリエ南草津5階)
■講師:塩見康博さん(立命館大学 理工学部 環境都市工学科 教授)
■定員:30名(会場)
■参加費:無料
■主催:輪の国びわ湖推進協議会
■協力:人と環境にやさしい交通まちづくりプラットフォーム滋賀
    (やさしい交通しが)
■問合せ・申込み:こちらのフォームからお申し込みください。
 ※お送りいただいたアドレス宛に参加方法など詳細をお送りいたします。
 <wagaku@biwako1.jp> からのメールが受け取れるよう設定をお願いします。
 ※環境保全・地域振興・あなたの健康のため、会場にはできるだけ自転車・徒歩・公共交通でお越しください。

塩見康博さんプロフィール

立命館大学 理工学部 環境都市工学科 教授。
2008年9月 京都大学大学院 博士後期課程 修了。京都大学博士(工学)。
京都大学大学院 助教、オランダのデルフト工科大学 客員研究員などを経て2022年4月より現職。専門は交通工学・交通計画。
2024年より滋賀地域交通活性化協議会の会長を務める。

「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ振興の先”をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
脱炭素やウェルビーイングが求められる現代、自転車利用は世界的に大きな期待を集めています。気候危機を脱し、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。