輪学 2025年度 第3回「国際会議Velo-cityから読み解く世界の自転車政策と日本のこれから」(12/18)

Velo-cityは、世界最大規模の自転車政策およびまちづくりに関する国際会議で、「自転車を都市交通の中心的な手段として発展させ、持続可能な社会を実現する」ことを目的としています。1980年の初開催以来、毎年1回、ヨーロッパを中心に世界各地で開催されており、2027年には日本で初めて、またアジアでは台北に次いで2回目となる会議が愛媛県で開催されることが決まりました。
今回の勉強会では、このVelo-cityに2019年アイルランド・ダブリン、24年ベルギー・ゲント、25年ポーランド・グダニスクと三度参加された本間恵子さんをお招きし、世界最先端の自転車まちづくり国際会議ではどのような議論が行われているのか、また世界の自転車政策がどのような方向に進もうとしているのかについてお話しいただきます。
■日時:2025年12月18日(木)19:00から21:00
■場所:Zoomを使用し、オンラインで開催
■講師:本間恵子さん(アクティブトラベル研究所代表、公益財団法人笹川スポーツ財団「スポーツ政策研究所」特別研究員、エミネントパートナーズ株式会社シニアアドバイザー)
■参加費:無料
■主催:輪の国びわ湖推進協議会
■問合せ・申込み:こちらのフォームからお申し込みください。
 ※お送りいただいたアドレス宛に参加方法など詳細をお送りいたします。
 <wagaku@biwako1.jp> からのメールが受け取れるよう設定をお願いします。
 ※終了後にZoomでオンラインの懇親会を1時間程度行います。

本間恵子さんプロフィール

マーケティング調査分析や海外政策分析の実務経験を活かして、スポーツ・身体活動の実施率向上と価値啓発を促す要因に関して様々な観点から研究を行う。近年は、徒歩・自転車での移動を推進する持続可能なまちづくりやアクティブツーリズムに焦点を置いた研究活動を行っている。スポーツマネジメント修士(University of Technology, Sydney)、博士(学術)(東京都立大学・人間健康科学研究科)。

「輪学」(わがく)とは

輪の国びわ湖推進協議会では、“ビワイチ振興の先”をめざし、自転車に関する事柄をさまざまな角度から学んでいくこと、自転車に関わる団体、個人とのネットワークを拡げていくことなどを目的に、公開での勉強会を「輪学」として実施しています。
脱炭素やウェルビーイングが求められる現代、自転車利用は世界的に大きな期待を集めています。気候危機を脱し、大気環境を改善し、かつ健康に欠かせない運動としての自転車利用を安全かつ楽しく進めていくために何が必要か、自転車に関する活動をされている皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。